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苦難をも喜ぶ

第2コリント1章8-11節 コリントはパウロが力を入れて伝道した教会のひとつです。コリントといえば古代において大変栄えた商業都市であるといわれ、古代オリンピアのヘラ神殿があったことで、オリンピックの聖火の点火式がここで行われるとか。ハインリッヒ・シュリーマ...

愛は決して滅びない

第一コリント 13章8~13 「愛は決して滅びない」8節に述べられます。愛が、永遠に続くものであり、変わることがないという事をどんなに多くの人が望んだことでしょう。「この世の何がなくなったとしてもこの自分の愛だけは変わりはしない」。さらに「自分を愛してくれ...

いまや救いの時

第2コリント 6章 1~10節 今朝は、特に高齢者の人々は外出しないようにというが新聞に出てましたけども、こうして皆さんとお顔を合わすことができて大変嬉しく思います。どれほど励まされるかわかりません。リモートでご覧になっている方々も、リモートだからこそ繋が...

神を宿して

コリントの信徒への手紙一 1:10-17 (3:16-17) パウロが力を尽くして、小アジアからギリシャ地方に向けて次々と伝道がなされてゆきました。ネアポリス、アカイア地方の教会群ぱ出来上がっていきました。テサロニケ教会、コリント教会、フィリピの教会もその...

信仰の始まり

コリントの信徒への手紙一 1:7-9 弟子たちは彼らの目の前で主イエスが捕らえられ、十字架に釘付けされ、殺され、葬られたその無残な死を忘れようにも決して忘れることは出来なかったことでしょう。そのうえ、主の死に際して、イエスという人など知らないと公言したり、...

平和を求めて

コリントの信徒への手紙二 5:16-20 今日は教会の暦では、平和聖日と呼ばれる主日です。広島、長崎の被爆者を覚えることがそのきっかけであったといわれます。この平和聖日の聖書日課は第二コリント5:16-20節の部分が与えられています。私たちキリスト者とは1...

捧げる心

コリントの信徒への手紙二 8:1-15 使徒パウロがこの2コリントの手紙を書いたのは、いくつかの動機がありました。コリントはそも大変繁栄していた町で、教会自体も豊かだったと思われます。しかし教会が単に豊かであるだけなら、それはそれで一つの問題であり誘惑です...

罪ゆるされて

コリントの信徒への手紙 5:6-10 私事(わたくしごと)にかかわりますが、わたしにも一人のかけがいのない友人がいます。彼の年齢は80歳近く。引退牧師ですが彼に言わせると腹筋は見事に割れているそうで、外見も肉体的にもこの上なく若々しくみえます。70歳を越し...

悩みと喜びの中で

新聞を読み、テレビニュースを見るたびに、人という存在はつくづく心の重荷と悩みに包まれて日々を送っていることを思わずにはいられません。次の言葉は使徒パウロの言葉です。 コリントⅡ 2:4「わたしは、悩みと憂いに満ちた心で、涙ながらに手紙を書きました。」 コリ...

復活から宣教に

思えばキリスト教とは不思議な出発を遂げた集団です。使徒言行録によれば<キリスト教会>を作ろうとして意識的に集って集団をつくろうとしたとは到底思えません。弟子たちにはそんな心のゆとりなどなかった。拠りどころを失って、すでに弟子としての資格すら失ったと思ってい...