カテゴリー: 週報の裏面

突発性難聴その後

2019年8月25日(日)午前9時半に私は突発性難聴に見舞われました。症状は全く病名そのものです。その病名は聞いたことがありましたが、その病名のもたらす現実については、私は何の知識も持ち合わせてはいませんでした。覚えているのは礼拝の心の準備をしていたとき右...

今日パラダイスに

この一文は私が以前礼拝に出席していた教会の月報に掲載していただいたものですが、もう一度お読みくだされば幸いです。 五月のある日曜日、礼拝に行くためにバス停でバスを待っていました。寒さも和らぎ春らしい空気に包まれ、背の高いモミジバフウの樹を仰いで、新芽の膨ら...

福島を訪問して

礼拝後にケリーさんの運転で福島に向かいました。宿泊先の小高(福島第一原発から近い)の双葉屋旅館に到着。早速すぐ近くの日本基督教団小高教会で開催中の戦時下のウクライナの子どもたちの絵画展を見ることが出来ました。子どもたちすごく絵が上手くてびっくりしました。こ...

洗礼、そして聖餐

はっきり言っておく。だれでも水と霊とによって生まれなければ、神の国に入ることはできない。 ヨハネ書3:5 現在の日本のキリスト教会で最も問題となっている聖餐の位置付けに関わる核心的な御言葉です。ここでは、水による洗礼と霊による洗礼が必要であると述べられてい...

讃美歌「善き力にわれかこまれ」(ディートリッヒ・ボンヘッファー)

由木教会の2023年12月31日、主日礼拝の最後の讃美歌として469番「善き力にわれかこまれ」が讃美されました。由木教会では年末・年始の礼拝でこの讃美歌を讃美することが多いように思います。コロナ禍で讃美歌が限られてきましたので、この讃美歌をその年の最後の礼...

今を生きる

昨年2023年は今までになく多くの方々を天に送りました。3月11日、ケリーさんと東北の被災地小高に滞在中、水野清さんが天に召されたとの知らせを受けました。水野さんとは開拓期から50年の家族ぐるみの繋がりで最初に長女、次におばあさん、妻、そしてご本人の清さん...

能登半島大地震におもう

年が明けて2日夕刻、大地震が能登半島方面を襲いました。被害状況はあまりに深刻で、特に能登半島を貫く道路が破壊された結果、被災地域に救援が届きにくいと伝えられています。地震の範囲は、新聞報道によれば、北海道から九州にかけ広い範囲で揺れが感知され、震源地近い石...

幼子の如くならずば

これは、マタイ福音書18章3節にある主イエスの御言葉であることは、どなたもご存知だと思います。悔い改めて幼子のようにならなければ神様の御国には入れませんよ、とイエス様はおっしゃいます。「幼子のようにならなければ」というのは、いったいどういうことなのかと考え...

立ち上がれデマス

デマスはこの世を愛し、わたしを捨ててテサロニケに行ってしまった。 2テモテ 4章10節 この週報裏の小文を読んでくださる敬愛する皆さんの中で、ことによったら使徒パウロのお弟子の中にデマスなる名前のお弟子がいたことを御存じない方がいるかもしれない。デマスは①...