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ともに歩む

フィリピ 4章1-3節 時に、聖書は美しい本だといわれます。これを読むと心が清まるという人がいます。でも聖書を繰り返して読んでいると、むしろ聖書は、人間の心や生活そのものを徹底的に洗い出して、醜いものを掘り起こすのです。もし清さがあるとすると、❛そこから始...

キリストを信じる

フィリピ3章 1-7節 キリストのゆえに損になること 今日もこの礼拝の後で洗礼式が行われます。こうして3人の方々が洗礼を受けるというような事は多分なかったと思います。新しい仲間を迎えることができるのは大変嬉しい事です。何よりも教会というところは人が導かれて...

キリストを信じる

フィリピの信徒への手紙 3:1-10 教会というところは、人が導かれて、何よりも人の心が変えられて、生き方が変わるところだと思います。教会の言葉で回心(かいしん)といいます。誰よりも大きく人生を変えられた人が、この手紙を書いたパウロでした。極端な、ユダヤ教...

悩みと喜びの中で

新聞を読み、テレビニュースを見るたびに、人という存在はつくづく心の重荷と悩みに包まれて日々を送っていることを思わずにはいられません。次の言葉は使徒パウロの言葉です。 コリントⅡ 2:4「わたしは、悩みと憂いに満ちた心で、涙ながらに手紙を書きました。」 コリ...

謙遜(けんそん)を身につける

神でありながら、神と等しいものであることに固執しようとはせずに。 フィリピ2:6 謙遜はキリスト者の美徳とでもいえるものです。しかし謙遜であることはなかなか身につきにくい美徳でもあります。わたしたちは謙遜の大切さを口にしながら、じつは逆に傲慢に陥ることが時...

キリストを見つめる

使徒パウロの生涯は、そのかなりを獄中で過ごしたと思われます。ですがパウロは獄中から福音を語り、人を導き、教会へのメッセージを語りました。エフェソ書、フィリピ書、コロサイ書、フィレモン書はパウロが獄中からしたためたので獄中書簡と呼ばれています。パウロに友人フ...