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ゲツセマネで

マルコ福音書 14章 32-42節 最後の晩餐の後 私たちはこのレントの間に受難の出来事を1週1週追うようにして歩んできました。受難節の礼拝を歩み続けてきたような気がします。主イエスの十字架への歩みから、そこに込めたイエスの思いを辿ろうとする。そういう時が...

十字架にむかいて

マルコ福音書 10章 32-45節 「十字架にむかいて」というタイトルをつけさせていただきました。元々のタイトルは「向かって」にしようと思ってたんですけど、書いた字が読み取れなかったみたいで文語体風になってます。むしろこの方が良かったかなと思ってもいるので...

十字架に向かって

ルカ福音書 9章 28-36節 山上で話し合いが行われている。弟子達はというと・・・。 いわゆる変貌山の出来事、受難節の中での一風変わった一つのドラマ、物語、出来事であります。主イエスが十字架にかかることを最終的に決断した出来事と言っていいでしょう。前のパ...

あなたがたは、わたしを何者というのか

マルコ福音書 8章 27-33節 奇妙なモノの言い方から説教を始めたいと思いすけれども。イエス・キリストがもし現代に生きていたらとか、私たち自身が2000年前、主イエスが活躍しておられたあのパレスチナにいて、その姿に接していたらイエス様はどんな印象がする方...

悪とたたかうキリスト

マルコ福音書 3章 20-30節 身内がイエスの噂を聞いて取り押さえに来た 「イエスが家に帰られると群衆がまた集まってきて、一同は食事をする暇もないほどであった。」(20節)これは日常と変わることのない言葉です。イエス様が行くところには人が集まる。そしてそ...

コロナ禍で思うこと

新型コロナ感染から丸2年が過ぎました。コロナも次から次に変異していつ終わるかの見通しもたたず不安な中で毎日を過ごしています。教会でも今までのような礼拝が持てず、時間短縮で声を出しての讃美歌は歌えず、共に食事し、歓談することも控えなければならない状況はとても...

荒れ野の誘惑

マルコ福音書 1章 9-15節 今日の箇所、この1週間、何度も読みました。イエス・キリストが本来の使命である宣教の業を始める前に、荒野で洗礼者ヨハネから洗礼を受けられました。「その後、荒野に出かけて40日間サタンによる誘惑を受けられた」とマルコによる福音書...

奇跡を行うキリスト

マルコ福音書 4章 35-41節 湖で嵐を叱る。 今日与えられた聖書の部分ですけれども、ガリラヤ、エルサレムから始まって今ではトルコと言われている小アジアに伝導が広がり、ヨーロッパに福音がもたらされ、教会の勢いがどんどんついてきた時の一つの出来事ではあるん...

神に結ばれて

マルコ福音書 3:31-35 兄弟、姉妹、母とは誰か 1月の後半からマルコによる福音書を今年の聖書日課は丁寧になぞっていきます。まだ当分、前に行ったり後ろに引いたりという聖書日課ですけれども、今日はマルコの3章が開かれています。マルコ福音書はイエスの生涯を...

種まきのたとえ(マルコ福音書)

マルコ福音書 4章1-9節 道端、石地、茨、良い地の種 今日、聖書を開いておかしいなと思った人がいるんじゃないかと思うんですよ。先週の聖句とつながっているのです。ですから重なる部分があったりしますので同じじゃないかというように感ずる方もおられるかもしれませ...