カテゴリー: 礼拝メッセージ

神の民よ喜べ

ゼカリヤ書 2:5-17 今日は待降節第3主日。ローソクが3本点灯しています。来週の主日が一応クリスマス礼拝となります。一応というのは来週主日は正式には<待降節第4主日ですから>ろうそくを4本立ててアドヴェント第4主日の礼拝を行い、24日夜にキリスト降誕礼...

救いをもたらす神の恵み

テトスへの手紙 2:11-14 今朝はアドヴェントの第二本のろうそくに火がともされました。教会ではアドヴェントと呼ばれるイエス・キリストのご降誕を静かに待ち望む教会の季節とされています。アドヴェントとは、神が実際の人間の歴史の中に飛び込んでくださった出来事...

主来たりたもう

イザヤ書 7:10-14 クリスマスとは神の御子イエス・キリストの誕生を祝うときですが、その出来事が書かれているマタイ福音書23節に「インマヌエル(神はわれわれと共におられる)」という言葉が出てきます。「見よ、おとめが身ごもって、男の子を産み、その名をイン...

神は心を見る

サムエル記上 16:1-13 神は預言者サムエルを「ベツレヘムのエッサイ」の許につかわします。16:1に言われます。「主は預言者サムエルに言われた。いつまであなたはサウルの事を嘆くのか。わたしは、イスラエルを治める王位から彼を退けた。角に油を満たして出かけ...

神の約束を頼んで

出エジプト記 6:2-13 イスラエルの歴史で最も大きな事件は紀元前13世紀に起った出エジプトです。それはイスラエルの人々にとっても誇りに満ちた、神の恵みの事実として記憶されていることでしょう。とはいえその当時エジプトから実際に救い出された人々は、その出来...

共におられる神

マタイによる福音書 28:16-20 人が、その人生を終えたとき、その人が、人生において何を焦点に、何を目指してその人生を送ったのか、何をもっとも大切なものとして人生を歩んだのかが浮かび上がってくるのです。猟師は足跡を見ればその動物が熊か、野牛か、オオカミ...

神の前を生きる

創世記 4:1-10 創世記4章は楽園から追い出されたアダムとエヴァの新生活が描かれます。「アダムは妻エヴァを知った」という言葉から始まります。二人はここから夫婦の営みを始めるのです。そしてエヴァは身ごもりカインを生み、弟アベルを生みます。一組の夫婦が成立...

天を目指して

ヨハネの黙示録 7:9-17 ヨハネはこの黙示録を地中海、トルコ南方のロード島の西にある孤島パトモス島という南北16キロ、東西9キロの孤島に流刑囚として迫害下にあった時に執筆したといわれています。 それまでの時代、たとえばローマ皇帝ネロによる残虐な見せしめ...

いと小さきものにしたこと

マタイによる福音書 25:31-40 誰でも人間の一生は、死によって終わります。でも人の生涯が本物であったのか、なかったのか。幸せであったのか、なかったのか。何によって評価するのでしょう。以前、南米のチリーの出来事をつづる番組がありました。チリーと言えば日...

信仰にかけるとき

聖霊降臨節 第20主日 ヘブライ人への手紙 11:17-22 アブラハムがイサクを捧げに向かう場面 (創世記22:1-11) ヘブライ書11:17-22は創世記22章の物語を新約聖書の立場から描いているものです。ヘブライ書の記者はアブラハム、イサク、ヤコブ...