作成者: Yugi Church

由井村隔離病舎

昨年の秋から、京王片倉駅のすぐ北側で発掘調査をしていました。皆さんは京王片倉という駅を使われたことがあるでしょうか? 私は今回が初めてで、これほど何もない駅が京王沿線にあるのだと、いささかショックを覚えました。なぜこんなところで発掘をしているのかと言えば、...

平和を求めて

コリントの信徒への手紙二 5:16-20 今日は教会の暦では、平和聖日と呼ばれる主日です。広島、長崎の被爆者を覚えることがそのきっかけであったといわれます。この平和聖日の聖書日課は第二コリント5:16-20節の部分が与えられています。私たちキリスト者とは1...

神のわざに押し出され

マタイによる福音書 9:9-13 イエス・キリストは3年の間12人の弟子を御そばにおいて訓練しました。12人はイエス様に倣おうとして、イエス様と寝食も共にし、行動して、イエス様から教えと訓練を共にしたのでした。ただその人たちの中には特別に地位の高いエリート...

救われざる者の救い

ローマの信徒への手紙 9:19-29 聖書には新約のみならず旧新約聖書を貫いて、神は救い主、創造者であるとともに、神は人を選ぶ。選ぶ神に私たちは捕らえられたと私たちに語りかけます。 エフェソ書の冒頭1:3から4節はそれを表す代表的な聖句といえます。 「私た...

神の前に、真実に

マタイ 7:5-29 本日の聖書の箇所は、山上の説教の締め、結語に当たる部分です。山上の説教を読み返して、自分はどんなに立派にこの言葉を生きているだろうかと得意になれる人は少ないと思います。というのも山上の説教はこれを読めばそれに対する態度決定が求められる...

祈り

テモテへの手紙一 2:1-8 使徒言行録はその最後に28:30,31節 「パウロは府比で借りた家に丸2年住んで、訪問するものはだれかれとなく歓迎し、神の国を述べ伝え、主イエス・キリストについて教え続けた。」 つまりこれは獄中生活というものではなく解放された...

こころも思いも一つにされ

使徒言行録 4:32-37 聖霊が弟子達に注がれたといいます。それは神の新たな事業のスタートとでもいう神の出来事でした。クリスマスにおいて、マリアは主イエスを身ごもりましたが、ペンテコステにおいては弟子たちに聖霊が宿ったのです。エルサレムの二階座敷で、ペト...

捧げる心

コリントの信徒への手紙二 8:1-15 使徒パウロがこの2コリントの手紙を書いたのは、いくつかの動機がありました。コリントはそも大変繁栄していた町で、教会自体も豊かだったと思われます。しかし教会が単に豊かであるだけなら、それはそれで一つの問題であり誘惑です...

世の光としての教会

マタイによる福音書 5:13-15 本日与えられている聖句は「地の塩である。あなたがたは<地の塩>である。…13節、・・・あなたがたは<世の光>であると語られました。 弟子たちも、私たちも、そう語られれば、努力して<世の光><地の塩>たらんと目指します。た...

大きな手の中で

使徒言行録 19:19-20 数年前、ものみの塔から脱会した女性にお目にかかったことがありました。脱会に手を貸した牧師たちは私の知り合いでした。最初は心配した家族の声も耳に入らなかったのですが、やがて理性を回復してこの方は家庭に戻りました。しかし夫とは離婚...