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エウティコ、生き返る

使徒言行録 20章7-12節 本日の聖書の舞台はトロアスという場所です。今でいうトルコ。ヨーロッパを隔てる海峡の向こう側は、ギリシャです。これに先立つ数年前、パウロはやはりここトロアスにいました。パウロは海峡を越えてヨーロッパにキリスト教を伝える意向は、そ...

福音は国境、国籍をこえて

使徒言行録11章4-18節 今日与えられている箇所は、10章から始まるコルネリウスというローマの軍団の百人隊長の物語です。コルネリウスはローマ軍の職業軍人ですが、同時に<信仰心あつく、一家そろって神をおそれ、民に多くの施しをし、絶えず神に祈る(10:2)>...

全ての人に届く神の祝福

使徒言行録 8章 26~40節 教会に聖霊が降り宣教が始まると、使徒たちの言葉は人々の心を打ちました。人々は心砕かれ、次々と洗礼を受けていったのです。しかし更に宣教が進むと、ユダヤ人の反感が反比例して増大していきました。そして迫害が始まり、まずギリシャ語を...

おごらず、臆することなく

使徒言行録4章5-31節 この箇所は、ペトロとヨハネによる神殿におけるペンテコステ説教の結果、民衆による雪崩のような悔い改めがおこったのです。その数の大きさに驚いた神殿警察と祭司たちは、ペトロとヨハネを逮捕し、牢屋に収監したのです。「二人の語った説教で神を...

聖霊の賜物

使徒言行録2章1-13節 ユダヤには年間で3つの大祭があります。春の<過ぎ越しの祭り>(大麦の収穫)夏のはじめの<五旬節>(小麦の収穫の始まり)秋の<仮庵の祭り>(全ての穀物と果物、特に葡萄とオリーブの収穫が無事に終わった事を祝い、神に感謝する)イスラエル...

キリストの御手がのべられて

使徒言行録 16章 16-34節 パウロとシラスが牢屋で神を讃美していた。 現代では、教会は世界中にあります。でもその初めは一つしかありませんでした。エルサレムの教会です。何事もそうでしょうけども、はじまるときは小さな、ささやかなものからスタートするという...

心・一新され

使徒言行録(使徒の働き) 2章 1-11節 炎のような舌が現れて、色々な言葉で話し始めた ペンテコステ、精霊降臨節の礼拝を迎えています。教会にはクリスマスと復活祭とペンテコステの大切な記念日があります。記念日というのはやはり大事なものです。聖霊降臨日は言い...

希望と光を信じて

使徒言行録 20:7-12 本日の聖書の舞台はトロアスという場所です。今でいうトルコ。小アジアとヨーロッパを隔てる海峡の向こう側は、ギリシャです。これに先立つ、数年前。パウロはやはりここトロアスにいました。海峡の向こうはいわゆるヨーロッパですが、パウロは海...

こころも思いも一つにされ

使徒言行録 4:32-37 聖霊が弟子達に注がれたといいます。それは神の新たな事業のスタートとでもいう神の出来事でした。クリスマスにおいて、マリアは主イエスを身ごもりましたが、ペンテコステにおいては弟子たちに聖霊が宿ったのです。エルサレムの二階座敷で、ペト...

大きな手の中で

使徒言行録 19:19-20 数年前、ものみの塔から脱会した女性にお目にかかったことがありました。脱会に手を貸した牧師たちは私の知り合いでした。最初は心配した家族の声も耳に入らなかったのですが、やがて理性を回復してこの方は家庭に戻りました。しかし夫とは離婚...