主来たりたもう
イザヤ書 7:10-14 クリスマスとは神の御子イエス・キリストの誕生を祝うときですが、その出来事が書かれているマタイ福音書23節に「インマヌエル(神はわれわれと共におられる)」という言葉が出てきます。「見よ、おとめが身ごもって、男の子を産み、その名をイン...
八王子市松木に建つ教会
イザヤ書 7:10-14 クリスマスとは神の御子イエス・キリストの誕生を祝うときですが、その出来事が書かれているマタイ福音書23節に「インマヌエル(神はわれわれと共におられる)」という言葉が出てきます。「見よ、おとめが身ごもって、男の子を産み、その名をイン...
サムエル記上 16:1-13 神は預言者サムエルを「ベツレヘムのエッサイ」の許につかわします。16:1に言われます。「主は預言者サムエルに言われた。いつまであなたはサウルの事を嘆くのか。わたしは、イスラエルを治める王位から彼を退けた。角に油を満たして出かけ...
なぜ、このような苦しみがあるのだろうか? 日々を生きる中での苦しさに、思わず嘆きが呟きが口に出る。 大地震や津波などの自然災害から原発事故や戦争などの人為災害に至るまでの多くの苦痛や犠牲は、どうして起きるのだろうか? シリアやパレスチナあるいはアフガニスタ...
出エジプト記 6:2-13 イスラエルの歴史で最も大きな事件は紀元前13世紀に起った出エジプトです。それはイスラエルの人々にとっても誇りに満ちた、神の恵みの事実として記憶されていることでしょう。とはいえその当時エジプトから実際に救い出された人々は、その出来...
マタイによる福音書 28:16-20 人が、その人生を終えたとき、その人が、人生において何を焦点に、何を目指してその人生を送ったのか、何をもっとも大切なものとして人生を歩んだのかが浮かび上がってくるのです。猟師は足跡を見ればその動物が熊か、野牛か、オオカミ...
創世記 4:1-10 創世記4章は楽園から追い出されたアダムとエヴァの新生活が描かれます。「アダムは妻エヴァを知った」という言葉から始まります。二人はここから夫婦の営みを始めるのです。そしてエヴァは身ごもりカインを生み、弟アベルを生みます。一組の夫婦が成立...
ヨハネの黙示録 7:9-17 ヨハネはこの黙示録を地中海、トルコ南方のロード島の西にある孤島パトモス島という南北16キロ、東西9キロの孤島に流刑囚として迫害下にあった時に執筆したといわれています。 それまでの時代、たとえばローマ皇帝ネロによる残虐な見せしめ...
マタイによる福音書 25:31-40 誰でも人間の一生は、死によって終わります。でも人の生涯が本物であったのか、なかったのか。幸せであったのか、なかったのか。何によって評価するのでしょう。以前、南米のチリーの出来事をつづる番組がありました。チリーと言えば日...
聖霊降臨節 第20主日 ヘブライ人への手紙 11:17-22 アブラハムがイサクを捧げに向かう場面 (創世記22:1-11) ヘブライ書11:17-22は創世記22章の物語を新約聖書の立場から描いているものです。ヘブライ書の記者はアブラハム、イサク、ヤコブ...
申命記 34:1-10 イスラエルにもし千円札があればモーセはその第一の候補者に推薦されたでしょう。モーセはイスラエルにとって当時、寄留の地であったエジプトの地に生まれました。生まれてすぐにナイル川に流されエジプトの王女に拾われ、王家の一員として育てられま...