カテゴリー: 礼拝メッセージ

神殿奉献

明けましておめでとうございます。毎年めぐり来る年の初めですが、その年々に喜びや感謝の思い、そして新たな決意を持って新年を始めることができることは感謝です。しかも今朝は元旦でもあります。 ルカ福音書2章21-40節 シメオンという老人が登場します。この人は、...

大きな喜び

ルカ福音書2章8~20節 クリスマス説教2022 12月25日。私たちはクリスマス礼拝を祝っています。そして今日という日は今年最後の主日礼拝を迎えています。1年の歩みを振り返るとき勿論それぞれに感謝や喜びが、おありだと思います。そしてコロナウイルス感染症は...

神の告知

ルカ福音書 1章 26-38節 いよいよクリスマスを来週に迎え、嬉しくも慌ただしい日々を迎えております、ルカ福音書はキリスト誕生の物語が1章26から始まります。ここに盛られている通りのことが事実として起こったかどうかは別として、こうした物語を通して、キリス...

聞こう神の言葉を

イザヤ書 55章 8-13節 アドヴェント(待降節)第2主日の礼拝を私たちは祝っています。2本目のロウソクに火が灯されました。アドベントはクリスマスの心備えのときです。そして25日にはクリスマス主日・降誕節第一主日の礼拝が行われます。そこから2月いっぱいま...

主の来臨の希望

エレミヤ書 31:31-34, 33:14-16 今日のテキストは預言者エレミヤの言葉が引かれています。エレミヤは、すでに北イスラエルが滅んでしまった紀元前6世紀、細々と生き残っていた南のユダ王国で活動した旧約を代表する預言者です。ユダ王国もついに廃墟と化...

イエスよ私を思い出してください

ルカ福音書 23章 35-43節 主イエスが十字架につけられる出来事を、それぞれに福音書の記者が書きます。マタイ福音書、マルコ福音書を見ると主イエスは周囲のあざけり、侮りの声に加え、両脇に十字架につけられた犯罪者達にも罵られたと書かれています。ルカ福音書に...

神こそ救い主

出エジプト 3章1-15節 モーセの召命 (1節)「モーセは、しゅうとでありミディアンの祭司であるエトロの羊の群れを飼っていた」モーセは、40年前、エジプトにいる一人の同胞のヘブライ人が重労働に苦しんでいるのを見て助けようとしました。けれど争いを仲裁しよう...

神のみまもり豊か

創世記 9章 8-17節 旧約聖書は生身の人間を描きます。人間存在は神に造られた、かけがえのない存在。神はご自分の手で作られたアダムとエヴァに、自由を与えられます。ロボットのようにプログラムされた通り一方的に命令に従う存在ではなく、自らの自由意志で、神に向...

み国を実現させる神

ルカ福音書 12章 22-34節 思い悩むな 今日という日は、教会暦で言えば<降誕前第9主日>です。クリスマスを迎える前の4つの主日(日曜日)を待降節―アドベント―と呼ぶことは定着しました。けれど私たちが遣っている新しい教会暦ではクリスマス前の9つの主日を...

天につなげられ

ヨハネの黙示録 7章 1~12節 ヨハネ黙示録は紀元70年以降をこえた時代に書かれた書物と言われます。教会が生まれて間もないゆりかごの時代は、ローマ帝国の歴史の中でもひとつの危機の時代にありました。ローマ帝国の足下と言えるアルプス山脈の北の辺境ではローマの...