Blog

光と影

私たちは縁あって由木キリスト教会に連なっています。由木キリスト教会は日本ホーリネス教団に属しています。ホーリネスという教派の光と影について考えます。メソヂスト教会の会員であった中田重治は1897年にシカゴのムーディー聖書学院で知り合ったカウマン夫妻と帰国後...

たとえを語られる主イエス

マルコ福音書 4:21-34 ともしび、種まきのたとえ 今日の聖書、どんな印象を持ったでしょうか。説教題も、小見出しもそうですけども、「例えを用いて話す理由」とついている。これ、言ってみると間接話法みたいな言い方です。間接的なものの言い方です。分からないこ...

神の霊を宿すライ者の体

マルコ福音書 1章 40-45節 小見出しが「重い皮膚病を患っている人を癒す」と書いてあります。今年の聖書日課はマルコによる福音書の前半のところを、うろうろしながら一つ一つの癒しの記事を、なめるように追っていくような気がします。今日は重い皮膚病にかかった人...

中風とその友人たち

マルコ福音書 2章 1-11節 中風の人を屋根からイエスの前に吊り下ろす どうにもならないわけですけれども、オミクロンの流行りの中で耐え忍んでいくことは大事なことだろう。さいわい、あまり重症にはならないとも言われておりまして、うちの娘もイタリアでオミクロン...

最初の弟子たち

マルコ福音書 1:14-20 マルコ福音書のほぼ冒頭と言いましょうか、1章の14節から20節までです。いよいよイエスキリストがこの世に伝導のために出かけられる、この世への登場が語られます。 ずいぶん構えた言い方ですけども「ときは満ち神の国は近づいた。悔い改...

本の整理

慌ただしかった年末・年始が過ぎて、やっとゆっくりできると思っていたら、妻からミッションが与えられました。私の一番苦手な「本の整理をするように」という事でした。妻は昨年から「何だかガタガタ整理しているな~」と思っていましたが、自分の領域は終わったようで、私に...

イエスの受洗

マルコ福音書 1:9-11 新年を慌ただしく迎えたところになります。今日はマルコによる福音書の冒頭のところですが、一番最初のところから読んだ方がよろしいかと思いますので、読ませていただきます。 神の子、イエスキリストの福音のはじめ。預言者イザヤの書にこう書...

大きな喜びにつつまれて

ルカによる福音書 2:1-20 人の生というものは、明日を知らない儚さと隣り合わせ。でもその儚さは、むなしくはない、軽くもない。儚いからこそ、ますます、かけがえがないし、重いことだと感じたのです。人が生きるということは、いつも課題や不安に迫られることです。...

神の民よ喜べ

ゼカリヤ書 2:5-17 今日は待降節第3主日。ローソクが3本点灯しています。来週の主日が一応クリスマス礼拝となります。一応というのは来週主日は正式には<待降節第4主日ですから>ろうそくを4本立ててアドヴェント第4主日の礼拝を行い、24日夜にキリスト降誕礼...

救いをもたらす神の恵み

テトスへの手紙 2:11-14 今朝はアドヴェントの第二本のろうそくに火がともされました。教会ではアドヴェントと呼ばれるイエス・キリストのご降誕を静かに待ち望む教会の季節とされています。アドヴェントとは、神が実際の人間の歴史の中に飛び込んでくださった出来事...