カテゴリー: 礼拝メッセージ

主の再臨に備える

1テサロニケ 1章1-10節 主に倣う者 パウロは冒頭に何を祈ったのでしょうか。この日に私が何を語るべきなのか。パウロのテサロニケに向かって書かれた手紙は、平和の問題など何ら関心は無いのではないか。「この世の平和の問題より、天的な心の問題こそパウロの関心」...

神の祝福を受けつぐ

第1ペトロ3章8-11節 第一ペテロの手紙は共同体における具体的な生活の在り方について、いくつかの勧めをしています。新たに神を信じた人々が、この世の只中に生きながら、この世の人々と全く同じ生活をしてよいというわけではありません。パウロがローマ書の12章2節...

ともに歩む

フィリピ 4章1-3節 時に、聖書は美しい本だといわれます。これを読むと心が清まるという人がいます。でも聖書を繰り返して読んでいると、むしろ聖書は、人間の心や生活そのものを徹底的に洗い出して、醜いものを掘り起こすのです。もし清さがあるとすると、❛そこから始...

信仰に生きる

ガラテヤ6章1-10節 信仰に基づいた助け合い イタリアのミラノといえば何と言っても、かの大聖堂が有名です。元々ミラノには古代から教会はありましたが、大聖堂になる教会堂は14世紀に着工され、19世紀に完成したのだそうです。その大聖堂の真裏に、もう一つの教会...

エウティコ、生き返る

使徒言行録 20章7-12節 本日の聖書の舞台はトロアスという場所です。今でいうトルコ。ヨーロッパを隔てる海峡の向こう側は、ギリシャです。これに先立つ数年前、パウロはやはりここトロアスにいました。パウロは海峡を越えてヨーロッパにキリスト教を伝える意向は、そ...

福音は国境、国籍をこえて

使徒言行録11章4-18節 今日与えられている箇所は、10章から始まるコルネリウスというローマの軍団の百人隊長の物語です。コルネリウスはローマ軍の職業軍人ですが、同時に<信仰心あつく、一家そろって神をおそれ、民に多くの施しをし、絶えず神に祈る(10:2)>...

全ての人に届く神の祝福

使徒言行録 8章 26~40節 教会に聖霊が降り宣教が始まると、使徒たちの言葉は人々の心を打ちました。人々は心砕かれ、次々と洗礼を受けていったのです。しかし更に宣教が進むと、ユダヤ人の反感が反比例して増大していきました。そして迫害が始まり、まずギリシャ語を...

おごらず、臆することなく

使徒言行録4章5-31節 この箇所は、ペトロとヨハネによる神殿におけるペンテコステ説教の結果、民衆による雪崩のような悔い改めがおこったのです。その数の大きさに驚いた神殿警察と祭司たちは、ペトロとヨハネを逮捕し、牢屋に収監したのです。「二人の語った説教で神を...

恐れるな、わたしはあなたと共にいる

士師記6章19-40節 世界各国で聖書を病院、ホテル、学校で配布しているギデオン協会という会があります。時折、八王子ギデオン協会の代表の方が見えて協力依頼の働きかけがあります。その会の名前になった人物こそギデオンであります。すでにイスラエル民族は40年もの...

聖霊の賜物

使徒言行録2章1-13節 ユダヤには年間で3つの大祭があります。春の<過ぎ越しの祭り>(大麦の収穫)夏のはじめの<五旬節>(小麦の収穫の始まり)秋の<仮庵の祭り>(全ての穀物と果物、特に葡萄とオリーブの収穫が無事に終わった事を祝い、神に感謝する)イスラエル...