放浪ではなく勝利の凱旋
申命記 34:1-10 イスラエルにもし千円札があればモーセはその第一の候補者に推薦されたでしょう。モーセはイスラエルにとって当時、寄留の地であったエジプトの地に生まれました。生まれてすぐにナイル川に流されエジプトの王女に拾われ、王家の一員として育てられま...
八王子市松木に建つ教会
申命記 34:1-10 イスラエルにもし千円札があればモーセはその第一の候補者に推薦されたでしょう。モーセはイスラエルにとって当時、寄留の地であったエジプトの地に生まれました。生まれてすぐにナイル川に流されエジプトの王女に拾われ、王家の一員として育てられま...
エフェソの信徒への手紙 5:1-5 5:1には「あなた方は神に愛されている子どもですから、神に倣うものになりなさい。」と呼びかけられます。 この<神に倣うものになりなさい>という言葉は聖書中でここだけに書かれていることです。トマス・ア・ケンピスのようにキリ...
ヤコブの手紙 2:1-12 ヤコブ書の2章は差別の問題がテーマになっています。差別といっても使徒ヤコブが日常関わる具体的教会における差別のことです。差別は広辞林を見ると、<ある集団、あるいはそれに属する人を、他から分けて社会的に不平等な扱いをすること。>と...
コリントの信徒への手紙一 1:10-17 (3:16-17) パウロが力を尽くして、小アジアからギリシャ地方に向けて次々と伝道がなされてゆきました。ネアポリス、アカイア地方の教会群ぱ出来上がっていきました。テサロニケ教会、コリント教会、フィリピの教会もその...
コリントの信徒への手紙一 1:7-9 弟子たちは彼らの目の前で主イエスが捕らえられ、十字架に釘付けされ、殺され、葬られたその無残な死を忘れようにも決して忘れることは出来なかったことでしょう。そのうえ、主の死に際して、イエスという人など知らないと公言したり、...
ローマの信徒への手紙 8:26-39 最近の災害の警報・注意報では「命を助ける行動をしなさい」と指示されます。 とはいえ、洪水は突然の出来事です。福島の震災で被災した南相馬市の住民の方で一旦は自宅に帰ることができ、連れ合いと再会するも、あの巨大な津波に襲わ...
ローマの信徒への手紙 12:9-21 先ほど呼んでいただいたローマ12章10節で、使徒パウロは「兄弟愛をもって互いに愛し、尊敬を持って互いに相手をすぐれたものと思いなさい。」と語っています。ここに兄弟愛と言う言葉が出てきます。兄弟愛と神の愛は当然つながって...
使徒言行録 20:7-12 本日の聖書の舞台はトロアスという場所です。今でいうトルコ。小アジアとヨーロッパを隔てる海峡の向こう側は、ギリシャです。これに先立つ、数年前。パウロはやはりここトロアスにいました。海峡の向こうはいわゆるヨーロッパですが、パウロは海...
コリントの信徒への手紙二 5:16-20 今日は教会の暦では、平和聖日と呼ばれる主日です。広島、長崎の被爆者を覚えることがそのきっかけであったといわれます。この平和聖日の聖書日課は第二コリント5:16-20節の部分が与えられています。私たちキリスト者とは1...
マタイによる福音書 9:9-13 イエス・キリストは3年の間12人の弟子を御そばにおいて訓練しました。12人はイエス様に倣おうとして、イエス様と寝食も共にし、行動して、イエス様から教えと訓練を共にしたのでした。ただその人たちの中には特別に地位の高いエリート...