あさひ
わたしの故郷である宮城県が大きな災害に見舞われました。仕事の関係で復旧したばかりの仙台空港に降り立った。飛行機が海からの横風を受け一度目の着陸を見送り際トライにての着陸であった。コースを変更する為の上空での旋回のなか、津波にあった広い範囲の町並みが見えた。...
八王子市松木に建つ教会
わたしの故郷である宮城県が大きな災害に見舞われました。仕事の関係で復旧したばかりの仙台空港に降り立った。飛行機が海からの横風を受け一度目の着陸を見送り際トライにての着陸であった。コースを変更する為の上空での旋回のなか、津波にあった広い範囲の町並みが見えた。...
先週、娘が教会に立ち寄ったとき、「橋本にリニア・モーターが通るんだって!」と話してくれました。事実かどうかは知りませんが、神奈川県と相模原市は誘致を進めているようです。そういえば5月にはいって新聞記事にリニアモーターカーについての報道が時折登場します。いよ...
それが想定の範囲だったのか、そうでなかったのか。福島の原発事故収束に関して、あちこちで聞かされる責任論と、言い訳の間で事態が揺れ動きます。未曾有の地震、津波、そして原発事故。少なくともわれわれの世代にはほとんど<未経験>の領域の出来事と言えないことはありま...
ゴールデンウイークの新聞記事で、私にとって興味をひく出来事が伝えられました。日本人のメジャーリーガー、ボストン・レッドソックスの松坂大輔投手が最近負けが混んで、本来、先発投手として使われている彼が、5月4日渡米後はじめてアナハイム・エンゼルス戦で、緊急リリ...
災害対策本部である庁舎の屋上まで押し寄せた津波に流されまいと手すりにしがみついて、九死に一生を得た人の話しが記されていた。 その震災の直前に、大学時代の1年先輩の死報に接した。家庭の事情から極度のうつ状態となり、そのことが原因だったと後になって知らされた。...
このたびの震災を単なる天災の範疇から、世界的な恐怖を与えるほどの、黙示的な世界の終末を漂わせる意識を世界にあたえたのは、いつ処理が集結するかを誰もいえない<原発>事故でした。世界中が息を呑むようにこの事故の収束を今か、今かと注視しています。そして、さらに、...
私は世間知らずで、狭い世界しか知らない人間で、この年齢(トシ)を迎えています。ただ人生の時だけが恐るべき早さで過ぎてしまったような気がしています。けれど、その中で、忘れられない出来事や事件が、いくつも経験の記憶の中に深く刻まれてもいます。40年以上前のこと...
この2月、「ヤコブの手紙」という映画を見ました。フィンランド・アカデミー賞で作品賞、監督賞など4部門に輝いたほか、各国の映画祭で評判を呼んだヒューマンドラマ。1970年代のフィンランドの片田舎を舞台に、盲目のヤコブという老牧師と、身寄りのない元服役女性囚と...
昨日の夕刊によると、4月2日、警察庁の集計で、東日本大震災の死者は、11,938人、届出のあった行方不明者18,085人、避難所にいる人は166,000人と伝えられました。加えて収束の全く見えない原発災害。地震からはすでに3週間が経過しますが、被災地の状況...
神はわれらの避け所また力である。悩めるときのいと近き助けである。この故に、たとえ地は変り、山は海の真中に移るともわれらは恐れない。・・・万軍の主はわれらと共におられる、ヤコブの神はわれらの避け所である。 詩篇46篇 東京は被災地ではない。しかし人々の心は<...