カテゴリー: 週報の裏面

初心に帰って

先週は日曜日の午後、冬の交流会が行われました。集会が終わる午後4時過ぎに、葬儀社のコスモ葬祭の担当者がお見えになって、教会員Kさんのお父上―O氏のご葬儀の準備が始まり、7時から葬儀告別式が執り行われました。翌日は<友引>で通常<友引>は斎場はどこもお休みに...

主に、帰る

イスラエルよ、立ち帰れ あなたの神、主のもとへ。あなたは咎につまずき、悪の中にいる。誓いの言葉を携え 主に立ち帰って言え。「すべての悪を取り去り 恵みをください。この唇をもって誓ったことを果たします。」 ホセア書14:2-3 ここで<あなたの神のもとへ帰れ...

西武池袋線のエリナー・リグビー

最近、朝の通勤時に一人の老女を見かけることがある。彼女をビートルズの曲にちなんで「エリナー・リグビー」と名付けている。池袋発の下り列車なので、それほど混んでいるわけではないのだが、出発間際になれば座席はそれなりに埋まっていることが多い。ところが、その女性の...

ゆきづまりの中で!

現代世界は明らかなゆきづまりの中にあります。中東、アフリカの政治的、社会的混乱は、これまでの世界を誘導してきた超大国の凋落と無縁ではありませんし、あれほどの希望をもってスタートしたEUも、将来への不安や翳りを口にする人もないわけではありません。たぶん口にす...

小池小草応急仮設住宅を訪ねて

今回は福島県南相馬の被災地訪問について書かせて頂くことにします。12月28日、由木教会での礼拝と掃除を終えて、私たち夫婦は、塩谷ケリーさんとお嬢ちゃんの歌乃さんと共に福島県南相馬市鹿島区小池小草の仮設住宅を訪ねました。ケリーさんの車に同乗させて頂くのですか...

「良い家庭」あるいは「うまくいく」ことについて

若い頃に大きな影響を受けたある牧師の言葉から。  私は長い間考えさせられていることがあります。ある新聞に東北の中学の校長先生が出した投書がきっかけとなったことで、以来、いろいろな機会に多くの方々に考えていただいてきたことでもあります。その投書はそのころ学校...

悲しみに直面させられて

あなたは私の嘆きを数えられたはずです。私の涙をあなたの革袋に蓄えてください。 詩編56:9 使徒パウロはフィリピ書で「私は喜びます。あなたがた一同と共に喜びます。同様に、あなた方も喜びなさい。私と一緒に喜びなさい。」と語りかけます。新約聖書はわたしたちにし...

安重根について

安重根という人をご存知でしょうか。韓国では安重根義士と呼ばれ、深く尊敬され、ソウル市には巨大な記念館が建造されています。ただ日本政府はテロリストと呼んでいます。1879年に両班(ヤンバン―貴族の家系)に生まれ、韓国独立運動にその生涯をささげた人です。190...

想定外の出来事

海外を旅行すると普段日本にいるときの常識では考えられない状況に出くわすことが多くあります。自分の固定概念や価値観に固執することなく柔軟な対応の大切さを知らされます。 今年ドイツから列車移動で最初に着いたイタリアの街はストレーザというスイス国境に近い町でした...

私の母親

私の母は明治時代末期、岩手県の盛岡で、職業軍人の父のもとで育てられた。幼いころの思い出として繰り返して私に語ったのは、満開に咲く桜の下で、園長が外国人の幼稚園で過ごした楽しい出来事が、人生の宝物・最も美しい思い出として心に深く刻まれていることでした。これは...