初心に帰って

先週は日曜日の午後、冬の交流会が行われました。集会が終わる午後4時過ぎに、葬儀社のコスモ葬祭の担当者がお見えになって、教会員Kさんのお父上―O氏のご葬儀の準備が始まり、7時から葬儀告別式が執り行われました。翌日は<友引>で通常<友引>は斎場はどこもお休みになるのです。ですがコスモ葬祭さんが<友引>でも稼働している斎場を手配してくださり、6時過ぎに帰宅しました。その後、つれあいの介護をしていた86歳のUさんが、入院生活から解放されたこともあり、お宅をお訪ねしたのです。Uさん宅は門扉がロックしており、まず携帯で来訪を告げ、門扉のロックを外していただかなければならない。ところがこの日は、電話の呼び音が聞こえなかったのか、一度目にはお会いできず、いったん帰宅して、再度Uさんのために奔走していてくださるご近所のSさんとともに二度目に出直してやっとお会いできたのです。幸い奥様は介護施設の特別措置で昼夜兼行の介護がなされるということで、Uさんは当分、介護からは解放されている由。今後の介護認定のことなど少しお話して9時前に帰宅しました。

翌日17日(火)からは、日本ホーリネス教団の牧師の全国大会<第67年会>が埼玉県嵐山市の国立女性センターで開かれました。これは基本的に出席が義務付けられています。無断欠席は教憲教規違反とされています。それでも何年も欠席の人もかなりいて、処分された人はだれもいないと承知しています。多忙な日々の中、出席不可能な理由はそれぞれの人にあるのでしょう。そうは言っても牧師同士、北海道から沖縄まで、親しい人々、懐かしい再会を果たせるのはうれしいことです。プログラムは、牧会学に関する特別講演、3回の聖会、年度内に逝去した牧師の記念礼拝(長年私が担当していました)、そして最後に任命式が行われます。

ホーリネス教団の任命は形式の上では基本的に1年ごとの更新です。教団はメソディストの監督制が継承されているとかで、形式は教団による任命制がとられています。とはいえ当然ながら実質的には教会との協議で決められています。任命式において注目されるのは、やむなく転任に追い込まれた牧師の動向です。転任は教会の希望<他の牧師に代ってほしい>あるいは牧師の側から自ら転任を教団に希望する<この教会ではもうやっていられない>か、どちらかです。

そうして数年ごとに任地が変わる牧師もいないわけではありません。それは教会にとっても、牧師にとっても喜ばしい出来事ではありません。しかし、そうして教会にとっても新たな牧師を迎えて、新たな教会の発展を望むのですし、新たな任地に向かって牧師も、今度こそ、ここで定着した活動をと願うのです。任命式は牧師それぞれの悲喜こもごもの思いが交錯します。

私は40年をこえる日々をこの由木教会で満ち足りて歩ませていただき深い感謝とともに、きのう神学校を卒業したような新鮮な思いでこの与えられた奉仕の場で力を尽くしたいと心から願ったことです。

(2015年03月22日 週報より)

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