作成者: Yugi Church

生涯の終りに

「あなたがたに神の言葉を語った指導者たちを、思い起こしなさい。彼らの生涯の終りをしっかり見て、その信仰を見倣いなさい。」 ヘブライ人への手紙13章7節 人生を生きることはさまざまにたとえられます。石を一つひとつ積み上げることにたとえられることがありますし、...

ねずみ一匹?

誰にとってもでしょうが、年末年始は、何かと事が多いのです。この年末に私は二泊三日のプチ入院生活を経験しました。11月の定期検診で「そろそろ前立腺の検査をしてみましょうか。」という主治医の言葉から事はスタートしたのです。結論から行けば『疑惑が晴れた』のです。...

神と共に歩む幸せ

今年も十月はじめ、丁寧に紙に包んだアメリカ・シアトル産の松茸が国際宅急便で届きました。又、今日も私の誕生日を覚えていて下さっているアメリカの友人から、”シアトルへ遊びにいらっしゃい”と書かれた誕生カードが送られて来ました。 1977...

問い直すこと

新年になって、ラス・カサスという人の伝記を読みはじめました。16世紀ドイツにおいてはマルティン・ルターが宗教改革に立ち上がった頃、大航海時代の幕開けを迎えたスペインで、植民地と本国スペインに起こった深刻な問題に立ち向かったカトリック司祭です。1492年にコ...

年頭に

「人生はため息のように消えうせます。人生の年月は七十年程のものです。健やかな人が八十年を数えても 得るところは労苦と災いにすぎません。瞬く間に時は過ぎ、私たちは飛び去ります。・・・生涯の日を正しく数えるように教えて下さい。知恵ある心を得る事が出来ますように...

クリスマスイブ前日の来訪者

クリスマス・イブ前日、町は御馳走やケーキの買い物でごった返していました。お隣のケーキ屋さんは、数日間、徹夜状態で大わらわの働きぶりだった。そんな時に教会に一本の電話がかかってきた。ひと組の結婚して間もない若い夫婦。女性の方は親の顔を知らない。どこかの施設で...

クリスマスの光

この時期になると、クリスマスの飾りが、あちらこちらの窓辺に、競いあうように、点滅します。季節感もあるし、「ああクリスマスだ。」と単純に喜べることは嬉しい思いがします。けれど、ここ数年のちょっとした傾向としては、単なる家庭のクリスマス飾りというイメージをはる...

み言葉にささえられ

「はじめ太初にことば言あり、言は神ととも偕にあり、言は神なりき。この言は太初に神とともに在り、萬の物これに由りて成り・・・」 ヨハネ1:1 – 3 言葉は生をうけた時より与えられた大切なものです。何気なく口から出た一言でも、人を傷つけたり、慰め...

分かち合うクリスマス

2005年は戦後60年を記念する年でした。日本人にとってこの60年は少しでも良い生活を獲得するためという<大義>のために生きてきたようなところがありました。なりふりかまわぬ経済成長が、深刻な公害問題をもたらした事もありました。しかしともかく、その結果、いち...

神の高みを目指そう

大袈裟にいえば、日本中が揺れました。ほかならぬマンションの強度不足の事件です。当の設計士の方、優しそうな顔のひとで、悪人顔には見えません。真偽のほどは分かりませんが、家族思いの人であるという報道もありました。個人的には善良で、こんな事件がなければ幸せを絵に...