作成者: Yugi Church

神の祝福を受けつぐ

第1ペトロ3章8-11節 第一ペテロの手紙は共同体における具体的な生活の在り方について、いくつかの勧めをしています。新たに神を信じた人々が、この世の只中に生きながら、この世の人々と全く同じ生活をしてよいというわけではありません。パウロがローマ書の12章2節...

ともに歩む

フィリピ 4章1-3節 時に、聖書は美しい本だといわれます。これを読むと心が清まるという人がいます。でも聖書を繰り返して読んでいると、むしろ聖書は、人間の心や生活そのものを徹底的に洗い出して、醜いものを掘り起こすのです。もし清さがあるとすると、❛そこから始...

キリストと私

ところが人々は、イエスを十字架につけるようにあくまでも大声で要求し続けた。その声はますます強くなった。 ルカ23章23節  主イエスは民衆に向かって福音を語り続け、民衆によって熱烈に歓迎され、そして最も助けの必要な人々を助け、心や体の病んでいる人々をいやさ...

信仰に生きる

ガラテヤ6章1-10節 信仰に基づいた助け合い イタリアのミラノといえば何と言っても、かの大聖堂が有名です。元々ミラノには古代から教会はありましたが、大聖堂になる教会堂は14世紀に着工され、19世紀に完成したのだそうです。その大聖堂の真裏に、もう一つの教会...

人生の祝福

大事をなそうとして 力を与えてほしいと神に求めたのに慎み深く従順であるようにと 弱さを授かった。より偉大なことができるように 健康を求めたのにより良きことができるようにと 病弱を与えられた。幸せになろうとして 富を求めたのに 賢明であるようにと 貧困を授か...

エウティコ、生き返る

使徒言行録 20章7-12節 本日の聖書の舞台はトロアスという場所です。今でいうトルコ。ヨーロッパを隔てる海峡の向こう側は、ギリシャです。これに先立つ数年前、パウロはやはりここトロアスにいました。パウロは海峡を越えてヨーロッパにキリスト教を伝える意向は、そ...

さすが、イエス

・・・イエスは弟子たちに「途中で何を議論していたのか」とお尋ねになった。彼らは黙っていた。途中でだれがいちばん偉いかと議論し合っていたからである。 マルコ9章33・34節  世の中は常に「誰がいちばん偉いか」を議論し合っているようなものです。テストでは少し...

福音は国境、国籍をこえて

使徒言行録11章4-18節 今日与えられている箇所は、10章から始まるコルネリウスというローマの軍団の百人隊長の物語です。コルネリウスはローマ軍の職業軍人ですが、同時に<信仰心あつく、一家そろって神をおそれ、民に多くの施しをし、絶えず神に祈る(10:2)>...

喜びにあふれて

今という時は、いったい如何なる時と覚えられるだろうか。コロナウィルスへの警鐘。多発する自殺。ロシアとウクライナ戦争、そしてこれに関わって小型の核兵器が使われるのではないかと恐れられています。様々な事が起こる時代ですが私の父親の時代は10年毎に新たな戦争にの...

全ての人に届く神の祝福

使徒言行録 8章 26~40節 教会に聖霊が降り宣教が始まると、使徒たちの言葉は人々の心を打ちました。人々は心砕かれ、次々と洗礼を受けていったのです。しかし更に宣教が進むと、ユダヤ人の反感が反比例して増大していきました。そして迫害が始まり、まずギリシャ語を...