創造論の勘違い
生物学では、「似ている(類似)」ということについて、「相似(アナロジー)」と「相同(ホモロジー)」という二つの概念で説明する。 「相似」とは、機能(役割あるいは見た目)は同じでも、内部の構造(仕組み)が異なることをいう。例えばコウモリの翼と昆虫の羽は、空を...
八王子市松木に建つ教会
生物学では、「似ている(類似)」ということについて、「相似(アナロジー)」と「相同(ホモロジー)」という二つの概念で説明する。 「相似」とは、機能(役割あるいは見た目)は同じでも、内部の構造(仕組み)が異なることをいう。例えばコウモリの翼と昆虫の羽は、空を...
最近家庭集会でダニエル書を読んでいます。 ダニエルたち4人の少年たちは、ユダ王ヨヤキムが即位して3年目(紀元前605年)に、無敵の武力を誇るアッシリヤ帝国のネブカドネツァル王の宮殿に人質として連行されていました。彼らの祖国、南ユダ王国は細々と、続いてはいま...
「これらのことを話したのは、あなたがたがわたしによって平和を得るためである。あなたがたには世で苦難がある。しかし、勇気を出しなさい。私はすでに世に勝っている。」 ヨハネ16:33 この言葉を語られたのは、十字架を直前にしたイエス・キリストでした。よほどご自...
キリスト教信仰とは<にもかかわらず、神の存在を信じること>とよく言われます。パウロはアブラハムが「希望するすべもなかったときに、なおも望みを抱いて信じた」(ローマ4:18)と言いました。つまり信じても道が開かれるような兆候すら今は見えない。事柄はますます悪...
主イエスがおいでになった時代、ユダヤは祭司や律法学者による支配が揺るぎないものとして民衆を支配していました。それは事実上、支配階級に莫大な利益をもたらす民衆支配のシステムでもありました。主イエスはその律法からの自由を語り、また真の律法は「敵を愛し、自分を迫...
今週は教会暦の上では受難週を迎えています。時折カトリック教会を訪ねますと、小さな礼拝堂でも、主イエスの十字架の道行きが、絵や彫刻で掲げられていることがあります。かつては字が読めない人が多かった中世の教会では、キリストの最後の十字架への道行きが視覚的に表現さ...
先週は日曜日の午後、冬の交流会が行われました。集会が終わる午後4時過ぎに、葬儀社のコスモ葬祭の担当者がお見えになって、教会員Kさんのお父上―O氏のご葬儀の準備が始まり、7時から葬儀告別式が執り行われました。翌日は<友引>で通常<友引>は斎場はどこもお休みに...
イスラエルよ、立ち帰れ あなたの神、主のもとへ。あなたは咎につまずき、悪の中にいる。誓いの言葉を携え 主に立ち帰って言え。「すべての悪を取り去り 恵みをください。この唇をもって誓ったことを果たします。」 ホセア書14:2-3 ここで<あなたの神のもとへ帰れ...
最近、朝の通勤時に一人の老女を見かけることがある。彼女をビートルズの曲にちなんで「エリナー・リグビー」と名付けている。池袋発の下り列車なので、それほど混んでいるわけではないのだが、出発間際になれば座席はそれなりに埋まっていることが多い。ところが、その女性の...
現代世界は明らかなゆきづまりの中にあります。中東、アフリカの政治的、社会的混乱は、これまでの世界を誘導してきた超大国の凋落と無縁ではありませんし、あれほどの希望をもってスタートしたEUも、将来への不安や翳りを口にする人もないわけではありません。たぶん口にす...