タグ: ルカ

信仰に報いる主

ルカ福音書7章1-10節     「ただお言葉をください。そして私の僕をいやしてください。」(7節)「イエスはこれを聞いて感心し、従っていた群衆の方を振り向いて言われた。言っておくが、イスラエルの中でさえ、私はこれほど信仰を見たことがない。」(9節)と主イ...

主が生きてともにいてくださる

ルカ福音書24章13-43節 エルサレムから60スタディオン(11キロほど)の所にあるエマオという村に向かって、二人の弟子がトボトボと歩いていました。11キロ北なのか、南なのかが気になります。あれこれ調べますとエマオはエルサレムの真西(まにし)に存在した村...

キリストの御復活

ルカ福音書24章1-12節 復活する 本日は復活日、復活祭です。この冒頭の部分に、なぜ女性たちが朝早くイエスの墓に行ったのか、その理由が述べられています。つまり遺体を丁重に葬るべく、香料を持ってきたのです。 主イエスが十字架につけられる直前まで、弟子たちは...

わたしと一緒に楽園にいる

ルカ福音書23章32-43節 本日は1週間後にイースター(復活祭)を控える大切な主日を迎える日曜日です。十字架こそキリスト教にとって大切中心的な出来事です。ところが福音書では十字架の上で主イエスがどれほど苦しまれたかについては、ほとんど描かれてはいないので...

主に見出されて

ルカ福音書15章1-7節 「見失った羊」のたとえ 日本と世界は今、本日の天候のような鬱陶しいくらい暗い時代の中にあるように感じられてなりません。財政や金融を中心とした経済の不安は、世界的に若者達の就職にも大きな影を落とし、ひいては心理的な不安を多くの人々に...

主の変容

ルカ福音書9章28-36節 いよいよ主イエスが十字架にかかるときが近づいて、十字架予告の一週間後、イエスはペトロ、ヨハネ、ヤコブを連れて山に登り、そこでモーセとエリヤと話をしたというのです。この出来事はキリストの生涯でもエポックメイキングな重大なときでした...

心ひらかれて

ルカ福音書11章14-26節 20節の、「しかしわたしが神の指で悪霊を追い出しているのであれば、神の国はあなたたちのところに来ている。」の言葉が、今日、私たちに与えられていると思っています。 あのザアカイに向かって主イエスは「今日、救いがこの家を訪れた。」...

十字架を負う

ルカ福音書9章18-27節 レントといわれるイエス・キリストの受難を覚える教会の季節を、今、私たちは歩んでいます。今読んで頂いた聖書の出来事はマタイ、マルコ、ルカ福音書に取り上げられています。どの福音書も主イエスは弟子たちの前ではっきりと自らが十字架にかか...

神のみを神として

ルカ4章1-13節 誘惑を受ける 今日は受難節第一主日です。四旬(40日)節第1主日という言い方もあります。先日の水曜日は灰の水曜日と呼ばれ、レントと呼ばれるキリストの受難を偲ぶ季節に入ります。この頃に咲くバラの一種にレンテンローズというのがあります。厳寒...

分かち合う幸せ

ルカ福音書9章10-17節 5千人に食べ物を与える 小見出しに<5千人に食べ物を与える>とあります。14節に「男が5千人いた」と書いてあります。しかし主イエスは女性に同情的でしたから、男性を上回る女性がいたかもしれない。当然、子供も赤ん坊もいたかもしれませ...