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いのちのパンをいただいて

ヨハネ福音書6章34-40節 ヨハネ福音書の特徴的な言葉です。  第一 <わたしが命のパンである>(6:35)第二 <わたしは世の光である>(8:12)第三 <わたしは羊の門である。>(10:7)第四 <わたしはよい羊飼いである>(10:11)第五 <わた...

心傷ついている人に

神さま人の痛みや心が傷ついていることを理解できない人があまりに多くいますそのひとことを言う前にこの言葉に傷つきうめく人の心を思いやる やさしさがないのです   なんでもないしぐさの中に心も凍るような思いでただうつむいて だまって一点をみつめうめいている人の...

苦難をも喜ぶ

第2コリント1章8-11節 コリントはパウロが力を入れて伝道した教会のひとつです。コリントといえば古代において大変栄えた商業都市であるといわれ、古代オリンピアのヘラ神殿があったことで、オリンピックの聖火の点火式がここで行われるとか。ハインリッヒ・シュリーマ...

みなキリストにあって一つ

そこではもはや、ユダヤ人もギリシャ人もなく、奴隷も自由な身分の者もなく、男も女もありません。あなたがたは皆、キリスト・イエスにおいて一つだからです。 ガラテヤ3章28節 この文章を書いたのは使徒パウロです。パウロはかつて熱狂的なユダヤ主義者で、キリスト教徒...

主が生きてともにいてくださる

ルカ福音書24章13-43節 エルサレムから60スタディオン(11キロほど)の所にあるエマオという村に向かって、二人の弟子がトボトボと歩いていました。11キロ北なのか、南なのかが気になります。あれこれ調べますとエマオはエルサレムの真西(まにし)に存在した村...

もう泣かなくてもよい

(ルカ福音書7章13節)  数ある絵本の中でもレオ・レオーニによる「あおくんときいろちゃん」という本は忘れられない本です。この本を知って50年以上も経ちますが、わたしにとってその魅力は少しも減りません。塗りつぶしただけのただの丸である青クンと、同様に塗りつ...

キリストの御復活

ルカ福音書24章1-12節 復活する 本日は復活日、復活祭です。この冒頭の部分に、なぜ女性たちが朝早くイエスの墓に行ったのか、その理由が述べられています。つまり遺体を丁重に葬るべく、香料を持ってきたのです。 主イエスが十字架につけられる直前まで、弟子たちは...

わたしと一緒に楽園にいる

ルカ福音書23章32-43節 本日は1週間後にイースター(復活祭)を控える大切な主日を迎える日曜日です。十字架こそキリスト教にとって大切中心的な出来事です。ところが福音書では十字架の上で主イエスがどれほど苦しまれたかについては、ほとんど描かれてはいないので...

主に見出されて

ルカ福音書15章1-7節 「見失った羊」のたとえ 日本と世界は今、本日の天候のような鬱陶しいくらい暗い時代の中にあるように感じられてなりません。財政や金融を中心とした経済の不安は、世界的に若者達の就職にも大きな影を落とし、ひいては心理的な不安を多くの人々に...

それでもなおあなたを信じて

神さま あなたを信じる故に悪罵のかぎり ののしられいじめられ 傷つけられた人たちがいます。 「キリストを信じます」と告白したために牢にいれられ 職をうばわれ住むべき家から追い出された人がいますあなたを信じ あなたに従う人たちがなぜこれほどまでに苦しみを負い...