クリスマスの不思議
事情を知らない外国人がこの時期日本を訪れたら、日本はキリスト教国かと思えるほどクリスマス一色です。「うちはクリスマスをやらない。」という人がいたら、けじめのある、信頼できる人、そんな皮肉を言いたくなるほどの勢いです。先週の新聞で、ひとつの全面広告が私の目を...
八王子市松木に建つ教会
事情を知らない外国人がこの時期日本を訪れたら、日本はキリスト教国かと思えるほどクリスマス一色です。「うちはクリスマスをやらない。」という人がいたら、けじめのある、信頼できる人、そんな皮肉を言いたくなるほどの勢いです。先週の新聞で、ひとつの全面広告が私の目を...
教会暦によれば、本日からいよいよアドベント(待降節)が始まります。新年までにはまだ一ヶ月以上ありますが、教会暦は待降節第一主日の本日から新たな1年が始まります。世のなかは、もうクリスマスがスタートしているかのようなイルミネーションですし、イメージとしてのク...
人は通常、国籍や人種の壁を越えて、互いに交流し、気持ちを通じさせることが出来ます。ところが国と国通しが一旦戦争状態に入るとなると、民と民自身が国家によって、敵として対峙し、相手国の国民を憎悪することが求められる不条理が押し付けられます。日本においてイギリス...
今年も無事にバザーを終えてホットしています。わが教会のバザーの歴史は意外と長く、かれこれ20数年間毎年開催されています。フィリピンの人たちに衣類を送る運動に参加したことがきっかけです。衣類を集めてみると厚手の冬物も集まってしまいました。常夏のフィリピンでは...
教会の前を通り過ぎる小学生たちは、普通はじゃれあい、ふざけあって通り過ぎます。11月4日の午後、ベルがなって、教会の玄関に二人の小学6年生のお嬢さんが現れました。二人の表情は真剣でした。「あのー、ガラスが壊されています・・・」一瞬、車のガラスが打ち破られた...
府中の大国魂神社に向かって、樹齢数百年というケヤキの並木がそそり立っています。これはかつて新田義貞が足利尊氏との合戦を前に神社に祈願して奉納したものと教えられました。分倍河原や関戸は10万を越える両軍が戦った古戦場でした。戦国の武将達は命がけの戦いを前に祈...
大きくても小さくても、教会なるところは特別な空間で、その考え方や具体的な行動は教会らしさが伴って当然でしょう。しかしながら教会もせちがらい社会の中で、つい教会らしさやキリスト者らしさをどこかに置き去りにする誘惑にかられることはないとは言えません。教会が教会...
仕事や立場も違いますから、一様ではないにしても、一週間のうちに私たちはどれほど多くの人々と出会うことでしょう。そしてたぶん相手の人々は交わした会話、話の内容からわれわれを判断し、評価し、値踏みをします。それは外見・外面による判断ですから、到底正しいとは言い...
今まで私たちの家でさまざまな生き物を飼いました。犬、猫、ニワトリ、カメ、ハムスター。ゴミ捨て場に捨てられていた生まれたばかりの子犬が届けられたり、他人様のご都合で我が家をねぐらとする動物達もいました。でも、そのたびに動物達は見事に家族の一員を果たしてくれま...
先週、心揺れ動く思いを味わいました。15日(月)家族7人とともに近くのファミレスで昼食を共にし、食事が終わって支払をしたのです。ところがそれが長年付き合ってきた財布との最後のお別れでした。そこからに自宅まではほんの数百メートル。私の財布は忽然と消えてしまっ...