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ローマ雑感

長女に会うために今回はある事情からローマに行くことにした。宿はたまたま日本人女性が取りしきる破格に安いB&Bを連れ合いが見つけて、10日ほどお世話になることになった。場所はローマ・テルミニ駅から数分のところにあります。今回のローマでまず驚いたことが...

親子のだんらんを戴き感謝します

1-2か月前から、長女との連絡が、こちらからの一方的な連絡はしているものの、向こうからのレスポンスがなく、しばし途絶していました。イタリア滞在17年の彼女のことだから、何かあれば連絡があるだろうし・・・さして案じる必要はないだろうと思うことにしていました。...

宗教者の心は温かい

親しい友人で、とても若いというわけではないが、今年按手礼(正牧師)になる手続きを受けて、埼玉県にある教会で、生き生きと牧会伝道を続けている牧師がいます。彼の労する教会は、彼が赴任するまえ、ほとんど集まる人もないほどだったのです。ところが彼の信仰の思いは神に...

神に選ばれて

クリスチャンホームに生まれたのでもなく、ミッションスクールとも何の縁もない私が、キリスト者とされ、またまことに不十分ながら牧師の働きをさせていただいて40数年。時折、「なぜ?」と問いかけます。思い当たることは一つ。私はクラシック音楽に惹かれていた。小学校の...

じつは変わっていなかった

いうまでもなく日本は先の大戦で大変な犠牲を強いられたのでした。むろん戦場となったアジアの諸国にはいまだにゆるしがたい悲しみと怒りを残しています。私の一家は樺太で生活していました。幼くして夭逝した二人の兄と一人の姉の墓がどこにあるのか、私は知らない。彼らのこ...

聖霊は道を開く

若くても、高齢期を迎えても、生きることの重荷は少しも変わらないような気がします。人生にベテランはいないのでしょう。<きのう>と<きょう>は全く違う未体験の日なのです。違っているからこそ、今日はいっそう新鮮で、心ときめくこともある。 イエスキリストの弟子たち...

一目で見分けられました

最近テレビでニュースを見ることがあまりなくなりました。見るごとに不愉快になるし、真実が伝えられているとも思わないからです。ニュースは翌日の新聞を読みます。先週・火曜日夜、私たち夫婦はデモに参加しました。その夜、東京に台風が襲来したその日です。日比谷公園の野...

創造論の勘違い

生物学では、「似ている(類似)」ということについて、「相似(アナロジー)」と「相同(ホモロジー)」という二つの概念で説明する。 「相似」とは、機能(役割あるいは見た目)は同じでも、内部の構造(仕組み)が異なることをいう。例えばコウモリの翼と昆虫の羽は、空を...

無敵の権力に滅びを見る

最近家庭集会でダニエル書を読んでいます。 ダニエルたち4人の少年たちは、ユダ王ヨヤキムが即位して3年目(紀元前605年)に、無敵の武力を誇るアッシリヤ帝国のネブカドネツァル王の宮殿に人質として連行されていました。彼らの祖国、南ユダ王国は細々と、続いてはいま...

イエスキリストは、きのうも今日も、永遠に変わらない (ヘブライ13:8)

「これらのことを話したのは、あなたがたがわたしによって平和を得るためである。あなたがたには世で苦難がある。しかし、勇気を出しなさい。私はすでに世に勝っている。」 ヨハネ16:33 この言葉を語られたのは、十字架を直前にしたイエス・キリストでした。よほどご自...