ひとすじの道を歩いて

神さま

ひとすじの道を歩きつづけたいと思います

自分の歩んできた道をふりかえると

いつもまよっていました

しばらくたたずんで一歩も

歩けない日がありました

分かれ道で どの道を選ぶか

決心ができないまま ようやく歩き出して

結局 また元の分かれ道に

帰ってきたこともあります

“もともと地上に道はない

歩く人が多くなれば それが道になるのだ”

という魯迅の言葉を読んだとき

私の人生にも 道なきところを

歩きつづけて そこを道にしてゆく歩みも

あることがわかったのです

何度も 何度も この道を歩いていて

まちがいないのかという

不安と不信の中に生きてきた私は

いまもう一度 新しい道をつくる

人生のあることを知りました

キリストを信じて歩む道は

今も昔も少数です

でも ひたすらに歩きつづけて

信仰の確かな道を

主のみもとまで続けさせてください。

「信じられない日の祈り」石井錦一 著

小枝 功(2022年7月31日 週報より)

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