平和聖日のリタニー

司式:神よ、あなたは私たちの平和です。日がじりじりと照り付ける敗戦の日。多くの人々が「もう戦争をしなくてもよい」「もう空襲に逃げまどわないでいい」と安堵しました。あの日、すべての国民が「二度と戦争はすまい」とかたく心に決めた事です。しかし、再び戦争地に軍を派遣しようと準備がなされています。

会衆;神よ、人類は二度の世界大戦を経て核兵器の時代を迎え、もはや平和は軍事力では獲得できないことを深く学びました。武力は流血をもたらすばかりです。いつの時代でも老人が決めた戦争で命を奪われるのは若者たちです。

司式:神よ、何世紀にもわたって、宗教家たちは、お互いの違いから偏見を生み、偏見が時には敵意をもたらしていました。カトリックとプロテスタントの間に、キリスト教と諸宗教の間に、無理解と蔑視という壁が築かれてしまっています。今こそ宗教者が命を慈しむという一点でひとつとなって、平和の実現のために祈りをあわせることができますように。

会衆;神よ、私たちが敵意で築いてしまった壁を打壊させてください。人の内側に潜む非寛容と、思い上がりがもたらす心の狭さから救ってください。私たちはあなたの良き同伴者ではないかもしれませんが、それでも私たちを、あなたの傍らに居させてください。今、砲撃や爆撃にさらされているところに住む人々に、平和と安定した毎日があたえられますように。

司式:日本の家庭にも、団らんと平和が届けられますように。人の心が育てられるは家庭です。いつしか、無理解と敵意が夫婦と親子の間にさえ暴力をもたらします。そうした報道が伝えられない週はありません。日本の家庭をあなたが救い、清めてください。私たちに、身近な人を愛する力を与えてください。

会衆;神よ、私たちの国が、再び武器を取って若者を戦場に送る国にならないように導いてください。いったん武器を持って戦えば、その国の人々を武器で殺すことになります。
戦争の悲惨と犠牲を知って、私たちは二度と武器を持って他国に行きませんし、二度と国土を戦場にしません。どうか、平和を私たちの心に、社会に満ち溢れさせることができますように。

イエス・キリストのお名前によって祈ります。
アーメン

2023年8月6日 平和聖日礼拝 週報の裏面より

おすすめ