作成者: Yugi Church

分かち合う幸せ

ルカ福音書9章10-17節 5千人に食べ物を与える 小見出しに<5千人に食べ物を与える>とあります。14節に「男が5千人いた」と書いてあります。しかし主イエスは女性に同情的でしたから、男性を上回る女性がいたかもしれない。当然、子供も赤ん坊もいたかもしれませ...

私たちを招くキリスト

イエス・キリストはユダヤの辺境、ガリラヤ地方を出発点として、イスラエル全土及びその周辺に宣教活動を広めて行きました。主イエスの当初の目的は同胞のユダヤ人を救うことでしたが、イエスの目はユダヤ人以外の外国人にも注がれていきました。当時のユダヤ人から不当な差別...

いやすキリスト

ルカ7章11-17節 やもめの息子を生き返らせる 主イエスはガリラヤ湖の南端から15キロほど行ったところにあったと言われるナインという町で、埋葬に向かう葬列にぶつかるのです。主イエスが弟子たちと大勢の群集と共に町の門に近づかれると、ちょうどある母親の一人息...

種まきのたとえ(マタイ福音書)

マタイ福音書13章1-23節 この福音書だけが伝えている物語ではありません。新約聖書には4つの福音書がありますが、その中でマルコ福音書が最初に書かれ、それを基礎にしてマタイ福音書、ルカ福音書が書かれた。結果として最初の3つの福音書は互いによく似ているし共通...

主よ、言ってしまいました

主よ、言ってしまいました 私はカッとなっています身振り手振りでことばをつくし、まくしたてたのでわたしはとうとう頭にきてしまいましたわたしは全身をうちこんで語ったのにたいせつなことは何一つ通じていないのですたいせつなことは、わたしのものではなくわたしのことば...

心を献げる

ルカ福音書21章1-9節 新年を迎えましたが地球の温暖化はますます進むようで、不安の種は尽きようもありません。天災や人災を「世の終わりのしるし」として、ことさらに信仰心を掻き立てようとする新興宗教の働きかけは、いつの時代にもあります。今日の舞台はエルサレム...

ユダ

時に思います。神さまは、なぜ人間に自由を与えたのだろうか。信仰か離反か、献身か裏切りかを、ひとは選択しなければならない。人間が、はじめから背くことができないロボットのように、神の御意思を自動的に選び取る存在であったら、どんなに楽だったか。そうであればアダム...

宣教の開始

ルカ福音書4章16-30節 或る新聞の書評欄に青山学院大学の間宮先生という方が次のように書いていました。「今の日本では、『私はリベラル派だ』と公言する人をあまり見かけなくなった。保守が政治的価値の中心に居座り、リベラル派は保守との親近性を強調することによっ...

献身に生きた主の前に

ガソリンが一斉に上下動したり、高齢者の健康保険が、直接年金から差し引かれるようになったり、政治がわれわれの日常生活に密着していることが、実感として迫ってきます。この政治のことを古い言葉で<まつりごと>といいます。〔まつりごと〕とは直接的には<祭事>であった...

最初の弟子たち

ルカ福音書5章1-11節 ガリラヤ湖の湖畔で、徹夜で漁をしつつも小魚一匹獲れなかったペテロ達のところに主イエスが突然おいでになって「ご自分についてくるように」と命じられました。主イエスはその生涯の伝道を始めようとされたときに、まず第一にされたことは、主イエ...