聖書の多彩な読み方
「旧約聖書と哲学」(岩波書店)の「はじめに」の中で、近代聖書学の解釈の手法が手短に紹介されていて興味深く読みましたので、ここで紹介させて頂きます。著者は関根清三氏で、岩波書店発行の「旧約聖書」の「イザヤ書」「エレミヤ書」の翻訳者としても知られています。近代...
八王子市松木に建つ教会
「旧約聖書と哲学」(岩波書店)の「はじめに」の中で、近代聖書学の解釈の手法が手短に紹介されていて興味深く読みましたので、ここで紹介させて頂きます。著者は関根清三氏で、岩波書店発行の「旧約聖書」の「イザヤ書」「エレミヤ書」の翻訳者としても知られています。近代...
第2コリント 6章 1~10節 今朝は、特に高齢者の人々は外出しないようにというが新聞に出てましたけども、こうして皆さんとお顔を合わすことができて大変嬉しく思います。どれほど励まされるかわかりません。リモートでご覧になっている方々も、リモートだからこそ繋が...
神さま ひとすじの道を歩きつづけたいと思います 自分の歩んできた道をふりかえると いつもまよっていました しばらくたたずんで一歩も 歩けない日がありました 分かれ道で どの道を選ぶか 決心ができないまま ようやく歩き出して 結局 また元の分かれ道に 帰って...
第1テモテ 3章 14~16節 信心の秘められた心理 この部分が書かれたのは、パウロが一時的にローマの牢獄から解放され、再びエーゲ海地域で伝導活動が許された60年代。だいたい64年から67年頃と注解書には書かれています。64年から67年というのが一つのカギ...
さまざまな危機をのり越えて、初代教会が基礎を固めて発展しようとしていた60年代から1世紀末時代のローマ帝国は、きわめて深刻な危機を迎えていました。悪名高かったネロが死んだ後、皇帝ガルバは即位して半年で殺され、次に皇帝を継いだオトーは、3ヶ月でクーデターが起...
ガラテヤ 1章 6-13節 ほかの福音はない 問題とされているのは教会であります。教会はイエス・キリストの教えに従って、敬虔な祈りと、人々が平和で祝福ある日々を送ることができるために、その奉仕を担う一つの場所だと思います。教会は、そうした本来の勤めや生き方...
フランスの画家ファン・ゴッホは若いころ伝道師として炭鉱で働いていました。その頃のことです。一人の鉱夫が掘削機械を包んでいた布でシャツを作って身に着けていたのを見ました。そのシャツの背中のところにたまたま『壊れ物につき注意」という文字が書かれていたのです。ゴ...
国会議員で頸椎損傷による重度身体障がい者の木村 英子さんは、小さいころから周りの人たちに「障害があって、かわいそうだね」と言われてきたそうです。彼女は、そのたびに深く傷つきました。その人の人生がかわいそうか、そうでないか、不幸なのか幸福なのかは、他人が評価...
イエスキリストの父なる神さま、今日も私たちの切なる嘆願から礼拝を始めさせていただきます。この朝、教会には切なる祈りを心に抱いて礼拝に臨んでおられる、敬愛する兄弟姉妹を迎えています。きびしい暑さの毎日の中で、思いがけない痛みを負う病に直面させられた仲間がいま...
使徒言行録 16章 16-34節 パウロとシラスが牢屋で神を讃美していた。 現代では、教会は世界中にあります。でもその初めは一つしかありませんでした。エルサレムの教会です。何事もそうでしょうけども、はじまるときは小さな、ささやかなものからスタートするという...