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神に生かされて

ガラテヤ書 1章 6-10節 ほかの福音はない パウロは多くの手紙を、関わった教会に書いていることを私たちはよく分かっています。どの手紙にも感謝と神の恵みが豊かにあるようにと述べるのが普通です。しかし、他の手紙に必ずあるはずの<感謝の言葉が記されていない>...

愛は決して滅びない

第一コリント 13章8~13 「愛は決して滅びない」8節に述べられます。愛が、永遠に続くものであり、変わることがないという事をどんなに多くの人が望んだことでしょう。「この世の何がなくなったとしてもこの自分の愛だけは変わりはしない」。さらに「自分を愛してくれ...

どん底から、パラダイスへ

ほかにも、二人の犯罪人が、イエスと一緒に死刑にされるために、引かれて行った。「されこうべ」と呼ばれている所に来ると、そこで人々はイエスを十字架につけた。犯罪人も、一人は右に一人は左に、十字架につけた。〔そのとき、イエスは言われた。「父よ、彼らをお赦しくださ...

肉体に逆らって

今年の2月に体調の不調を感じとって脳神経内科の名医、日野市にある康明会病院院長の平井健先生のもとで診察、指導を受けることとなりました。詳細な検査を経て判明したことは、わたくしの病状は今のところ脳自体の問題というよりパーキンソン病そのものであると言う判断でし...

イエスを見つめながら

ヘブライ書 12章 1~3節 主による鍛錬 信仰生活が一つの長距離レースのように捕らえられております。当然一定の長距離を走りぬくためには身軽な体でなければ走れません。最近のオリンピックでも国際レースでも陸上競技の選手も水着を着て走っているのではないかと思わ...

いまや救いの時

第2コリント 6章 1~10節 今朝は、特に高齢者の人々は外出しないようにというが新聞に出てましたけども、こうして皆さんとお顔を合わすことができて大変嬉しく思います。どれほど励まされるかわかりません。リモートでご覧になっている方々も、リモートだからこそ繋が...

ひとすじの道を歩いて

神さま ひとすじの道を歩きつづけたいと思います 自分の歩んできた道をふりかえると いつもまよっていました しばらくたたずんで一歩も 歩けない日がありました 分かれ道で どの道を選ぶか 決心ができないまま ようやく歩き出して 結局 また元の分かれ道に 帰って...

見える現実の向こうに

第1テモテ 3章 14~16節 信心の秘められた心理 この部分が書かれたのは、パウロが一時的にローマの牢獄から解放され、再びエーゲ海地域で伝導活動が許された60年代。だいたい64年から67年頃と注解書には書かれています。64年から67年というのが一つのカギ...

心の危機の時代に

さまざまな危機をのり越えて、初代教会が基礎を固めて発展しようとしていた60年代から1世紀末時代のローマ帝国は、きわめて深刻な危機を迎えていました。悪名高かったネロが死んだ後、皇帝ガルバは即位して半年で殺され、次に皇帝を継いだオトーは、3ヶ月でクーデターが起...

心を高く上げて

ガラテヤ 1章 6-13節 ほかの福音はない 問題とされているのは教会であります。教会はイエス・キリストの教えに従って、敬虔な祈りと、人々が平和で祝福ある日々を送ることができるために、その奉仕を担う一つの場所だと思います。教会は、そうした本来の勤めや生き方...