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み言葉を行う

ヤコブ1章19-27節 ヤコブ書では、貧しい人々にこそ神の目はそそがれ、富む人は低くされるとさえ言います(1:9-11)。様々な価値観が渦巻く中で教会にも主イエスにふさわしくない在りようが目を覆ったのでしょう。一つは教会共同体の貧しい人への対応です。人々は...

隣人を見出す

ヤコブの手紙 2:1-12 ヤコブ書の2章は差別の問題がテーマになっています。差別といっても使徒ヤコブが日常関わる具体的教会における差別のことです。差別は広辞林を見ると、<ある集団、あるいはそれに属する人を、他から分けて社会的に不平等な扱いをすること。>と...

わたしはヤコブを愛し、エサウを憎んだ

「わたしはヤコブを愛し、エサウを憎んだ。」 ローマ9:13 聖書には神の選びの思想があります。選ぶという行為は、複数ある物の中から、どれかを選り取ることです。上記の言葉はエサウとヤコブの二人兄弟の中で、神はヤコブを選んだと言うことです。これを兄のエサウから...

年齢をかさねる幸せ

誰でも年齢を重ねます。それは進歩であり、成長であり、発展であると同時に、挫折と悲しみと、裏切りや堕落そのものでさえありうることです。人生の光と影は、生きることの表裏をなし、光り輝けば、その光の強さの分だけ、影も色濃く残るのかもしれません。最近私にとってとて...