カテゴリー: 週報の裏面

神の愛に包まれて

わたしたち夫婦は先週、教会にお許しをいただいて、娘が滞在しているいるイタリアを訪ねました。イタリアと日本では当然違う事が多いのですが、小さな事ですが、小鳥も、とくに雀の、人への親しさが全く違う事におどろきました。日本では、「舌切り雀」と言うような民話がある...

痛みを知って

私は5月末に痛風になりかけました。その時の検査では、痛風をもたらす尿酸の数値は正常の範囲でした。なぜ痛風が出たのか.主治医の判断では、おそらく、それ以前に多少高めであった尿酸が、風邪を引いて体力が低下したことによって悪さをしたのではないか、ということでした...

視点を変えて

「何事も、不平や理屈を言わずに行ないなさい。」<すべてのことをつぶやかず疑わないで・・> 口語訳 フィリピ2:14 私たちはこころざしを立て、神の前に、信仰生活を日々を生きます。信仰と言う確信の世界は、不平不満や疑いとは無縁の世界に生きることと思いがちです...

主イエスが愛した人々

少子化がますます進行しています。社会の高齢化が進み、子供が少なくなっていく一方で、子供への虐待は、むしろ増加しています。確かに、かつては隠されていた事実が、人の目に触れるようになったからという一面があり、子供への虐待や老人への虐待は、昔から存在していた。虐...

あきらめは、しない

ニュースによると<宇宙旅行ビジネス>が始まるようです。日本においてはJTBの社員が宇宙旅行スーツのようなものを着て、記者会見に及んでいる姿が写し出されていました。外国では、アメリカとロシアで本格的宇宙旅行サービスが実現するようです。メニューはいくつかあって...

アジアの二つの視線

6月の終りに、私たちはソウル神学大学から学生16名とパク・ミョンス教授をお迎えし忘れがたい良きお交わりをしました。限られた予算を節約するために、到着してすぐの昼食は、韓国のカップラーメン<辛>のみでした。なんだか気の毒に思えて<連れ合い>が有り合わせのサラ...

痛む心にキリストの愛が!

人は、自らの人生に、他人がどう受け止めようと、自分だけの願いや期待を抱くものです。願いどおりの人生などはありえませんから、多くの人々は見果てぬ夢に破れながらも、それでも、夢見たわずかながらのことは、願ったとおりでなくても、形を変え、実現していきます。そうし...

共生か排除か

いま世界で偏狭な民族主義/国家主義を越えようとする努力がある一方で、依然として血も凍るような恐ろしい紛争が止むことがありません。民族によってはその成り立ちを物語る神話を保有しています。単なるお話しとしておもしろおかしく受けとっているぶんには問題はありません...

教会だからこそ

教会について様々なイメージがあります。心高なる聖なる美しさがこめられたものというおおかたの肯定的なイメージがある一方で、現実の教会は、ひどく世俗的で、権力的であったとか。平和を目指したイエスの考えと違って、現に存在する教会は民族紛争やそれに関して行なわれた...

心ときめく聖書の世界

聖書には、一見、実行不可能としか思われない箇所がたくさんあります。「だれかがあなたの右の頬を打つなら、左の頬をも向けなさい。」(マタイ5:39)もそのひとつです。最近まで、私は、この聖句は右の頬の痛みにも耐えて、黙って左の頬を差し出さなければならない、無抵...