作成者: Yugi Church

和解・赦し・平和

25,000,000,000円×40=1,000,000,000,000円この天文学的数字を、わたしはひと目で読めませんでした。読みやすく書けば、250億円×40=1兆円という掛け算です。先日の新聞に防衛省が時期戦闘機として導入を検討している機種が、アメリ...

神の前に生きる

去る4月27日、ロシア人の世界的チェリスト、ムスティスラフ・ロストロポービッチがモスクワの病院で亡くなった。NHKがこの人の記念番組としてかつて放送したインタビュー番組がテレビで再放送されたのを一部見ました。(来客があり全部見ることはできませんでしたが、見...

アレッサンドロ

先週、我が家は一風変わった来訪者を迎えました。イタリア人のアレッサンドロ君。ナポリの近くの出身で、30歳の青年(?)です。風貌はナポリ出身のタレント、ジロラモ似です。ミュンヘン、マドリッド、ローマ、ロンドン、ニューヨークの超一流レストランの厨房を渡り歩いて...

生きることの困難さのなかで

わたしは、今週も、さまざまな人々と出会い、語り、人が生きることの多様な人生模様を見つめました。最近は、金銭的に窮迫すると言うよりは、むしろ人間関係や精神的に行き詰まりや破綻を覚え、生き悩む人が多いのです。かつてギャンブルで破滅寸前だった人が、見事に自分を取...

神の真実

何年か前にこんな事件がありました。サラリーマンのA氏は、遅くまで仕事をし、そのまま仲間と一緒に徹夜のマージャンで大勝ちしたのです。翌朝、そのツキをパチンコでも持続しようとして、朝一番にパチンコ屋に繰り出し、願ったとおりに、めったにあたることのない<ラッキー...

平和が生きるところ

「力にものを言わす」ありかたが最近人の心を占めつつあるのでしょうか。銃やナイフを使用する事件が世界で起こっています。個人が武器を使うことですらこれほどの犯罪につながりますが、国家が武器を大量に使う戦争は途方もない犯罪です。しかし、国を守る主たる要件は、軍事...

聖なる神の前で

人によって様々な意見があることは知っていますが、個人的には21世紀のこの時代に王制や天皇制が存在することは奇異に感じています。日本でも英国でも、モナコでさえ王位継承の立場にある人々は判で押したようにとてもつらそうに見えます。英国では皇太子妃であったダイアナ...

キリストの復活

十字架で刑死されたイエス・キリストのなきがらを、女弟子たちは探していました。ところが墓の中でイエスのなきがらは消えていたのです。そこに天使が現れて「イエスはよみがえられた。」と伝えたのです。出来事は、常識の枠から一歩も出ることのできない人間としての予測をは...

神が臨むとき

わたしが生きてきた時代は、何の変哲もない普通のときを歩んできたような気がしますが、よく見ると決してそんなことはありません。一度も訪ねたこともないアメリカのアラバマ州で黒人の公民権確立のために戦ったマーテイン・ルーサー・キング牧師の言葉と行動は、若き日のわた...

聖書の民が語る

燎原の火のように世界中に燃えさかるテロリズムの火の一つの根源はパレスチナ問題です。パレスチナ人の人権と身分の回復なしに、テロリズムには一定の理由が与えられているとさえいえるのです。<テロとの戦争>こそ根本を無視した憎しみを増幅させるだけの悪循環をもたらすの...