作成者: Yugi Church

さあ、信じて、出発しよう

年末のNHKテレビで一日イタリアオペラ作曲家のジャコモ・プッチーニの作品と作曲家自身の生き方についてオペラと共に紹介する番組がありました。全部を見ることはできませんでしたが、引き込まれるようにかなりを見てしまいました。「トスカ」「蝶々夫人」「トゥーランドッ...

『思い悩むな。』

「だから、言っておく。自分の命のことで何を食べようか何を飲もうかと、また自分の体のことで何を着ようかと思い悩むな。命は食べ物より大切であり、体は衣服より大切ではないか。空の鳥をよく見なさい。種もまかず、刈り入れもせず、倉に納めもしない。だが、あなたがたの天...

Comfort ye, my people. わが民を慰めよ

このクリスマスを迎える時期、ヘンデルが作曲したオラトリオ<メサイア>があちこちで演奏されます。どの部分をとっても美しく、感動的ですが、曲の冒頭、序曲に続いてテノール独唱が静かな弦楽をバックに印象的に歌い始めるのです。 「慰めよ、わたしの民を慰めよと あなた...

クリスマスの不思議

事情を知らない外国人がこの時期日本を訪れたら、日本はキリスト教国かと思えるほどクリスマス一色です。「うちはクリスマスをやらない。」という人がいたら、けじめのある、信頼できる人、そんな皮肉を言いたくなるほどの勢いです。先週の新聞で、ひとつの全面広告が私の目を...

アドベント―待降節

教会暦によれば、本日からいよいよアドベント(待降節)が始まります。新年までにはまだ一ヶ月以上ありますが、教会暦は待降節第一主日の本日から新たな1年が始まります。世のなかは、もうクリスマスがスタートしているかのようなイルミネーションですし、イメージとしてのク...

平和に向き合う

人は通常、国籍や人種の壁を越えて、互いに交流し、気持ちを通じさせることが出来ます。ところが国と国通しが一旦戦争状態に入るとなると、民と民自身が国家によって、敵として対峙し、相手国の国民を憎悪することが求められる不条理が押し付けられます。日本においてイギリス...

バザーを終えて

今年も無事にバザーを終えてホットしています。わが教会のバザーの歴史は意外と長く、かれこれ20数年間毎年開催されています。フィリピンの人たちに衣類を送る運動に参加したことがきっかけです。衣類を集めてみると厚手の冬物も集まってしまいました。常夏のフィリピンでは...

「ガラスが壊されています・・・。」

教会の前を通り過ぎる小学生たちは、普通はじゃれあい、ふざけあって通り過ぎます。11月4日の午後、ベルがなって、教会の玄関に二人の小学6年生のお嬢さんが現れました。二人の表情は真剣でした。「あのー、ガラスが壊されています・・・」一瞬、車のガラスが打ち破られた...

イチバンでなければ!!!

府中の大国魂神社に向かって、樹齢数百年というケヤキの並木がそそり立っています。これはかつて新田義貞が足利尊氏との合戦を前に神社に祈願して奉納したものと教えられました。分倍河原や関戸は10万を越える両軍が戦った古戦場でした。戦国の武将達は命がけの戦いを前に祈...

不思議な出会い

大きくても小さくても、教会なるところは特別な空間で、その考え方や具体的な行動は教会らしさが伴って当然でしょう。しかしながら教会もせちがらい社会の中で、つい教会らしさやキリスト者らしさをどこかに置き去りにする誘惑にかられることはないとは言えません。教会が教会...