作成者: Yugi Church

聖霊を仰いで!

幼い子供を見つめて、なんともそのかわいらしいしぐさや言葉に微笑むことはだれにもあることでしょう。けれど最近伝えられる子供の虐待報道には人間としての感覚を疑わせるほどのようなものがあります。先週25日、柏市の28歳の母親が2歳10ヶ月の男の子を餓死させたとし...

聖霊がくだって

五旬節の日、地上のイエスの弟子たちに聖霊が降りました。かれらは予想もしていなかった不思議な力に満たされて、あれほど弱さと恐れの中にあったことが嘘のように、人々の前に出て行き、堰を切ったように堂々と語り始めたのです。彼らはまず自らの弱さを深く悔いると共に、神...

2012年の日本に暮らす者に今、求められていること

この1年間つづいてきた日本の絶望的な状態をありのままに見ると、原子力は人倫の道に反するものだとおもう。ひとはいかにして生きるかが根本から問い直されているというのに、財界・電力業界・官僚はいうまでもなく、原子力の学者・専門家には、そういうことへの配慮らしきも...

鋤に手をかけてから

また別の人も言った「主よ、あなたに従います。しかし、まず家族にいとまごいに行かせてください。」 イエスはその人に、「鋤に手をかけてから後ろを顧みる人は、神の国にふさわしくない」と言われた。 ルカ9:61,62 主イエスの弟子として、決断して、歩み始めようと...

いまこそ信仰のとき

主よ、あなたの道をお教えください。私はあなたのまことの中を歩みます。一筋(ひとすじ)の心を私にお与えください。 詩篇86:11(ダビデの詩) 冒頭の言葉はいつかの礼拝の詩篇交読で読まれたものです。以来私の心を去来する言葉です。人は生き続ける中で様々な状況に...

喜びを見失わずに

主において常に喜びなさい。重ねて言います。喜びなさい。あなたがたの広い心がすべての人に知られるようになさい。主はすぐ近くにおられます。どんなことでも、思い煩うのはやめなさい。何事につけ感謝をこめて祈りと願いをささげ、求めているものを神に打ち明けなさい。そう...

見える希望と見えない希望

今日はイースター。4月も第2週というのに正直まだ寒い。とはいえ学校では入学式も行われ、小学校から大学生、社会人まできらきら輝く新一年生が生まれました。心からお祝いを申し上げたい。 これらの若者たちには希望の光が輝いています。けれど自分には<希望の光>など全...

花が好き

今年の冬は寒さが厳しいうえ、3月になっても春らしい暖かな日が少なく花の開花が遅れました。暖かな春の日差しがこれほど待ち遠しかった年は記憶にありません。それでもこのところ、もう枯れてしまったと見えるような枝や根から新しい芽が吹き始め、まるで遅れを取り戻すかの...

悔いる心

受難節も、来週主日が受難週礼拝をむかえ、キリストの十字架の出来事をいっそう深く思うときでもあります。十字架は罪の許しの原点であり、罪の許しはわたしたちをつくりかえ、神とは途方もなく遠く離れたわたしたちを、神の御子ころにかなった生きかたを可能にしてくださるの...

客船事故

先週といっても2月29日にアフリカ・マダガスカル方面を航行していた<コスタ・アレグラ>なる豪華客船が火災を起こして航行不能になったと伝えられました。この船はイタリアのジリオ島で横倒しになったコスタ・コンコルディアと同じ会社に所属する船だとも伝えられました。...