祈り
神さま、わたしがこの世に生を受けた年、1944年。日本はアジアの全域で、世界を敵に回しての絶望的な戦争のさ中でした。1945年、東京下町地域も八王子も、そのほか数えきれない多くの日本中の都市とそこに住んでいた人々が、高性能爆薬による空襲を受け、都市という都...
八王子市松木に建つ教会
神さま、わたしがこの世に生を受けた年、1944年。日本はアジアの全域で、世界を敵に回しての絶望的な戦争のさ中でした。1945年、東京下町地域も八王子も、そのほか数えきれない多くの日本中の都市とそこに住んでいた人々が、高性能爆薬による空襲を受け、都市という都...
ヨハネの手紙一 2:7-12 本日の聖書の言葉では7,8節に<新しい掟><古い掟>という聞きなれない言葉が出てきます。掟-と訳されている言葉は entole- 命令・勅令・禁止命令をも意味したようです。ですから新共同訳では言葉の強さを表現して<おきて>とい...
「問い:日本基督教団の本領は、何処にあるか? 答え:我が教団の本領は、皇国の道に則りて、基督教立教の本義に基き国民を教化し以て皇運を扶翼し奉るにある。」『日本基督教団 信仰問答』 戦時期の日本の教会では、主日礼拝に先立って「国民儀礼」なるものが行われていま...
ローマ 14:1-12 教会生活を歩むうえでやはりとても大切なのは他者を受け入れ、信仰の交わりの中で共に生きるということだと思います。教会に行くと、この世の人間関係とは違うものがあると思います。教会では張り合ったり、足を引っ張り合ったりではなく、だれもが受...
使徒言行録 27:33-44 使徒パウロは3度にわたる世界伝道旅行を敢行しました。パウロの願いはローマに福音を伝えることでした。パウロは3度にわたる困難な伝道旅行を行いましたが、ローマ行きは、まだ実現できていませんでした。 パウロという人はもともと、生まれ...
使徒言行録 24:10-23 主イエスが十字架にかかられて、その後数十年でキリスト教は迫害を受ける中で、福音は広大なローマ帝国全体に伝えられていきました。その初めにおいて、キリスト教は、エルサレム神殿礼拝やユダヤの律法を重んじ、ローマ人の目からは、ローマ帝...
使徒言行録 13:1-12 使徒言行録13章は初代教会にとって教会の広がりという点でも、またキリスト教信仰のとらえ方の点でも飛躍すべき一つの大きなきっかけでした。そしてその役割を担ったのはアンティオキアにあった教会でした。アンティオキアは今でいえばかろうじ...
ヨナ書 4:1-11 アッシリヤの都、ニネベはイスラエル人の目には憎んでも憎んでも憎みきれない都でした。イスラエル人であれば彼らの暴虐は一日として忘れられなかった。そのあまりの悪のために神は、ついに決心をした。40日、あと40日のうちにアッシリヤ、特にその...