神と共に歩む幸せ
今年も十月はじめ、丁寧に紙に包んだアメリカ・シアトル産の松茸が国際宅急便で届きました。又、今日も私の誕生日を覚えていて下さっているアメリカの友人から、”シアトルへ遊びにいらっしゃい”と書かれた誕生カードが送られて来ました。
1977年~1982年まで、夫の転勤にともない家族4人シアトルへ移り住みました。4年間、私の70年の今に至る人生のうちのたった4年、その4年が私、そして家族全員のその後の生活にこんな大きな影響があろうとは、人の思いでは計る事の出来ない事です。子供達は当時すでに18歳と16歳になっていましたので、新しい地で各々自分の意志で方向を定め歩み出し今に至っています。
私もなぜか翼を与えられた様に心の自由、そして行動の自由を感じ、シアトル敬老ナンシングホームのボランティア、日系米人のお宅での聖書の勉強会など積極的に参加しました。そして自然に教会へ導かれ、又々自然に受洗を願う気持ちになり1981年に受洗しました。帰宅後も教会生活が途切れる事がない様、それぞれの場で御手の業が感じられる不思議を味わいました。
その後、娘、息子の奥さん、そのご両親も、神様と共に歩む幸せを感じて暮らす様になりました。シアトルの友人から便りを受ける度に、あの間の事を想い、今の恵みを感じ、胸の鼓動が激しくなるようです。
2005.11.9 K.S (2006年01月15日 週報より)