上海一見
先週私ども夫婦は呉暁燕さんのお勧めと御案内で生まれて初めて中国・上海市を訪ねました。一つには暁燕さんのご両親がわざわざ、われわれのために3時間かけて上海へとお出ましくださり、ホテルに一泊して、会ってくださるという機会をいただいたからでもありました。上海は成...
八王子市松木に建つ教会
先週私ども夫婦は呉暁燕さんのお勧めと御案内で生まれて初めて中国・上海市を訪ねました。一つには暁燕さんのご両親がわざわざ、われわれのために3時間かけて上海へとお出ましくださり、ホテルに一泊して、会ってくださるという機会をいただいたからでもありました。上海は成...
われわれ生きとし生きるものにとって、病気や死別という現実は最も近い隣人です。われわれ自身がそうした現実の最中におかれることも、決して遠いことではないはずです。だからこそ生きることの<はかなさ>と<かけがえなさ>を深く自覚すべきですが、日常の雑事に追われて、...
最近とても気になっていることがあります。ほかならぬバイブルランド・イスラエルで起こっていることです。9月に入ってイスラエルのネタニヤフ首相が、イスラエルの人口の2割を占めるキリスト教徒とイスラム教徒とに向かって<イスラエルはユダヤ人国家であることに忠誠を誓...
当然のことながら、歩くということは、人として活動するためには、かなり大切なことです。自分自身が病気や事故で突然歩けなくなったとき、年老いた親が歩けなくなったとき、歩くという行動が、筋肉、骨格、脳による大変に複雑で、絶妙な人間の行為であることに気づきます。歩...
イエス・キリストがおこなわれたといういくつもの奇跡の中で、ヨハネ福音書が第一にあげているのはカナの結婚式において、膨大な量の、しかも最良のワインを造り出したという奇跡です。主イエスは<二ないし三メトレテスの水が入っている6つの水がめの水を、最上のワインに変...
信仰者という存在は<優しさをもつひとびと>という漠然とした思いが一般の人にはあるように思います。ですが実際に見聞きする出来事に触れると必ずしもそうでない一面があります。たとえばイスラムでいえばスンニ派とシーア派の対立やキリスト教においてもながく続けられてき...
主よ、あなたに従います。しかし、まず家族にいとまごいに生かせてください。イエスはその人に、「鋤に手をかけてから後ろを顧りみる者は、神の国にふさわしくない。」といわれた。 ルカ9:61-62 牛や馬に鋤を引かせて、耕作をする姿など今の日本ではどこにも見られな...
ひとはよいことでも、悪事であっても、何かを始めるについて、ことの正当化を計るものです。それが犯罪的な戦争や個人の万引き行為であっても、いちおうの理屈があります。逆からいえば、個人でも、国家でも、そこに何らかの論理構成ができなければ、一歩も前進することが出来...