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新年を迎える

正月もこの時期になると、いよいよ屠蘇(とそ)気分も抜けきって、社会全体が通常に戻って、動き始めます。ところがわたしにとっては、毎年、正月・松の内(つまり七日)が過ぎてやっと新年が来るという気持ちが強いのです。じつは毎年1月7日を期限にして、源泉所得税の年末...

天からの恵み

「多摩モノレール松が谷駅のそばに由木東市民センターがあり、年に数回そこを利用します。9月はバザーのチラシの印刷のため、12月はクリスマスのチラシ印刷のためです。そのセンターの目の前にとても大きなイチョウの木があります。市の天然記念物となっているようで、太さ...

待降節をむかえて

教会暦の上では、本日から待降節-アドヴェントにはいります。由木教会もいちおうの点灯をしますが、日本全体が明るくなるかと思えるほど、あちこちでクリスマスのイルミネーションが輝きます。以前は「ロスやニューヨークのクリスマス・イルミネーションはとてもきれい!」と...

上海一見

先週私ども夫婦は呉暁燕さんのお勧めと御案内で生まれて初めて中国・上海市を訪ねました。一つには暁燕さんのご両親がわざわざ、われわれのために3時間かけて上海へとお出ましくださり、ホテルに一泊して、会ってくださるという機会をいただいたからでもありました。上海は成...

合意形成法

わたしの兄弟たち、実はあなたがたの間に争いがあると、クロエの家の人たちから知らされました。あなたがたはめいめい「わたしはパウロにつく」「わたしはアポロに」「わたしはケファに」「わたしはキリストに」などと言い合っているとのことです。 第1コリント 1:11,...

あるがままの人生を

われわれ生きとし生きるものにとって、病気や死別という現実は最も近い隣人です。われわれ自身がそうした現実の最中におかれることも、決して遠いことではないはずです。だからこそ生きることの<はかなさ>と<かけがえなさ>を深く自覚すべきですが、日常の雑事に追われて、...

聖書の地へのおもい

最近とても気になっていることがあります。ほかならぬバイブルランド・イスラエルで起こっていることです。9月に入ってイスラエルのネタニヤフ首相が、イスラエルの人口の2割を占めるキリスト教徒とイスラム教徒とに向かって<イスラエルはユダヤ人国家であることに忠誠を誓...

道を歩く

当然のことながら、歩くということは、人として活動するためには、かなり大切なことです。自分自身が病気や事故で突然歩けなくなったとき、年老いた親が歩けなくなったとき、歩くという行動が、筋肉、骨格、脳による大変に複雑で、絶妙な人間の行為であることに気づきます。歩...

思うこと

今、私の家では壁紙の張替えをしてもらっています。どこがどうなってるわけでもないのですが今後ここに住み続けるわけですから 体力にゆとりのあるうちにと決心したしだいです(引越しと同じほどとは言いませんがかなりのエネルギーが消耗する事は確かです)。実はこの家を建...

ぶどう酒がなくなったとき

イエス・キリストがおこなわれたといういくつもの奇跡の中で、ヨハネ福音書が第一にあげているのはカナの結婚式において、膨大な量の、しかも最良のワインを造り出したという奇跡です。主イエスは<二ないし三メトレテスの水が入っている6つの水がめの水を、最上のワインに変...