カテゴリー: 週報の裏面

よりそうこと

一ヶ月ほど前のことでした。ご近所の女性が、通勤途中、堀之内駅近くで迷い犬を見つけたのです。犬好きのその方は、会社に遅刻することを覚悟で、犬の安全のため、いそいでその迷い犬を保護したのです。そして向かったところは我が家、つまり教会でした。「かならずナントかす...

心を新たにして自分を変えて・・・

人生に苦闘のない人はいません。人並みに努力を傾け、学び、働き続け、歩んできた道をふとふり返ります。人生の方向は変えようもありません。すでに一定の年齢をこえて、身についた経験や能力という自分の世界は、すでにゴールを見通せるところにまで達しています。到達しえた...

員数あわせの使徒だが・・・

ペンテコステの出来事は上からの神による一方的な教会の創設でした。けれど弟子たちは彼らなりに再出発への心備えをしなかったわけではありませんでした。まず一時はガリラヤにひきこもっていたところから、エルサレムに戻って、祈りを回復していました。さらに欠員となってし...

神の祝福にいきる

聖書を読んでいて、時折深々と同意させられる言葉があるものです。申命記33章29節の言葉です。「イスラエルよ、あなたはいかに幸いなことか。あなたのように主に救われた民があろうか。主はあなたを助ける盾剣が襲うときのあなたの力」イスラエルは神の民として選ばれるに...

私たちはどうしたらよいのですか (使徒2 : 37)

今、日本全体に生き生きした、みなぎる力が感じられません。社会全体に閉塞感がおおっている、と多くの人々が感じています。秋葉原で起こった信じられないほど残虐な殺傷事件も、日常、外見からは、おとなしく礼儀正しい、控えめな態度の、小中学校時代は優等生でとおっていた...

聖霊がくだるとき

五旬節の日、地上のイエスの弟子たちに聖霊が降りました。かれらは予想もしていなかった不思議な力に満たされて、あれほど弱さと恐れの中にあったことが嘘のように、人々の前に出て行き、堰を切ったように堂々と語り始めたのです。彼らはまず自らの弱さを深く悔いると共に、神...

自らを省みて

だから、熱心に悔い改めよ。見よ、わたしは戸口に立って、たたいている。だれかわたしの声を聞いて戸を開けるものがあれば、わたしは中に入ってその者と共に食事をし、彼もまた、わたしと共に食事をするであろう。 黙示録3 : 19,20 悔い改め、罪の告白、謝罪は信仰...

悲しみの中で

天災は避けることのできない悲劇です。まして今回の中国・四川のような阪神大震災の30倍にも匹敵するというような地震に、人は、なすすべもありません。瓦礫の中に生き埋めになった人々は今回、たまたま、四川の人々だったけれども、次回はわたしであり、家族であるかもしれ...

本能を越える力

数週間前に、似たものどうしの遺伝子情報の差に関する新聞記事がありました。馬とシマウマでは、外見的にはさほどの違いは感じられません。シマウマの模様の縞(しま)を茶色に染めてしまえばシマウマは完璧に馬に見えるだろうと思います。遺伝子情報として馬としまうまでは1...

水を飲ませてください

「水を飲ませてください」(ヨハネ4 : 7)この何でもないフレーズが心に引っ掛かっている。ここには、私たちが考えるべき多くの事柄が含まれている。 普通他人からこうした依頼を受けたら、どうするだろう。依頼する側は、喉が渇いている。だから水を飲みたい。しかし水...