カテゴリー: 週報の裏面

バザーを終えて

今年も無事にバザーを終えてホットしています。わが教会のバザーの歴史は意外と長く、かれこれ20数年間毎年開催されています。フィリピンの人たちに衣類を送る運動に参加したことがきっかけです。衣類を集めてみると厚手の冬物も集まってしまいました。常夏のフィリピンでは...

「ガラスが壊されています・・・。」

教会の前を通り過ぎる小学生たちは、普通はじゃれあい、ふざけあって通り過ぎます。11月4日の午後、ベルがなって、教会の玄関に二人の小学6年生のお嬢さんが現れました。二人の表情は真剣でした。「あのー、ガラスが壊されています・・・」一瞬、車のガラスが打ち破られた...

イチバンでなければ!!!

府中の大国魂神社に向かって、樹齢数百年というケヤキの並木がそそり立っています。これはかつて新田義貞が足利尊氏との合戦を前に神社に祈願して奉納したものと教えられました。分倍河原や関戸は10万を越える両軍が戦った古戦場でした。戦国の武将達は命がけの戦いを前に祈...

不思議な出会い

大きくても小さくても、教会なるところは特別な空間で、その考え方や具体的な行動は教会らしさが伴って当然でしょう。しかしながら教会もせちがらい社会の中で、つい教会らしさやキリスト者らしさをどこかに置き去りにする誘惑にかられることはないとは言えません。教会が教会...

いと小さきものに

仕事や立場も違いますから、一様ではないにしても、一週間のうちに私たちはどれほど多くの人々と出会うことでしょう。そしてたぶん相手の人々は交わした会話、話の内容からわれわれを判断し、評価し、値踏みをします。それは外見・外面による判断ですから、到底正しいとは言い...

「共に生きる」ということ

今まで私たちの家でさまざまな生き物を飼いました。犬、猫、ニワトリ、カメ、ハムスター。ゴミ捨て場に捨てられていた生まれたばかりの子犬が届けられたり、他人様のご都合で我が家をねぐらとする動物達もいました。でも、そのたびに動物達は見事に家族の一員を果たしてくれま...

揺れ動く中で

先週、心揺れ動く思いを味わいました。15日(月)家族7人とともに近くのファミレスで昼食を共にし、食事が終わって支払をしたのです。ところがそれが長年付き合ってきた財布との最後のお別れでした。そこからに自宅まではほんの数百メートル。私の財布は忽然と消えてしまっ...

クラウス・バルビー

先日「敵こそわが友」と題する映画を見てきました。クラウス・バルビーという人の生涯を克明に追ったノンフィクション映画です。クラウス・バルビーは1913年生まれ、ヒトラー親衛隊中尉でリヨンの屠殺人と呼ばれ恐れられた人物です。ナチ支配下のフランスのリヨン市で数千...

信仰をつらぬく

私の手元に「神社参拝を拒否したキリスト者」と題する本があります。(渡辺信夫著 新教出版社刊) この本は、韓国で戦前、戦中、日本の軍と警察による神社参拝強要を拒否して言葉に言い尽くすことができない程の迫害を乗り越えられた韓国人女性・趙寿玉〔チョー・スオク〕さ...

人はどう変わるのか

先週の火曜日の夕方5時過ぎのことでした。最近わが家の家族の一員となった(元)迷い犬・コタローを連れて散歩をしていました。歩いていた歩道で、二人組の中年男性が一人の大学生風の青年のボディーチェックをしているのです。一見電気工事風のその人々は、よく見ると防刃ベ...