作成者: Yugi Church

あきらめは、しない

ニュースによると<宇宙旅行ビジネス>が始まるようです。日本においてはJTBの社員が宇宙旅行スーツのようなものを着て、記者会見に及んでいる姿が写し出されていました。外国では、アメリカとロシアで本格的宇宙旅行サービスが実現するようです。メニューはいくつかあって...

アジアの二つの視線

6月の終りに、私たちはソウル神学大学から学生16名とパク・ミョンス教授をお迎えし忘れがたい良きお交わりをしました。限られた予算を節約するために、到着してすぐの昼食は、韓国のカップラーメン<辛>のみでした。なんだか気の毒に思えて<連れ合い>が有り合わせのサラ...

痛む心にキリストの愛が!

人は、自らの人生に、他人がどう受け止めようと、自分だけの願いや期待を抱くものです。願いどおりの人生などはありえませんから、多くの人々は見果てぬ夢に破れながらも、それでも、夢見たわずかながらのことは、願ったとおりでなくても、形を変え、実現していきます。そうし...

共生か排除か

いま世界で偏狭な民族主義/国家主義を越えようとする努力がある一方で、依然として血も凍るような恐ろしい紛争が止むことがありません。民族によってはその成り立ちを物語る神話を保有しています。単なるお話しとしておもしろおかしく受けとっているぶんには問題はありません...

教会だからこそ

教会について様々なイメージがあります。心高なる聖なる美しさがこめられたものというおおかたの肯定的なイメージがある一方で、現実の教会は、ひどく世俗的で、権力的であったとか。平和を目指したイエスの考えと違って、現に存在する教会は民族紛争やそれに関して行なわれた...

心ときめく聖書の世界

聖書には、一見、実行不可能としか思われない箇所がたくさんあります。「だれかがあなたの右の頬を打つなら、左の頬をも向けなさい。」(マタイ5:39)もそのひとつです。最近まで、私は、この聖句は右の頬の痛みにも耐えて、黙って左の頬を差し出さなければならない、無抵...

韓国教会を訪ねて

27日から、30日まで韓国の大田(テジョン)市にある韓国聖潔教会大田教会に行き熱い歓迎をうけて数日を過ごしてきました。今回、小泉首相の靖国参拝や日本の歴史教科書問題をきっかけに、日韓をめぐる政治状況の悪化が伝えられ、出発前には、こちらの感情を逆なでする言葉...

筋を通す

現代は情報革命とか、情報戦争といわれるほどに、いかに情報を得るか、あるいは情報を独占するかが、企業や国家にとって大切な時代のようです。とはいえ、そう言うことには全く無知で、関心のない私などには、インターネットやメールで最小のことができればそれで充分なことで...

人類みな兄弟姉妹

イエス・キリストが十字架にかかり、復活して、やがて天に帰った後で、パレスチナに教会が誕生しました。人が集まると、当然、裕福な人と貧しい人がいます。高学歴の人とそうでない人がいます。肌の白い人がいれば、黒い人もいます。権力に近い人がいれば、全く無縁の人がいま...

福音は人をかえる

人の心の内側には肯定的で積極的な思いが支配的だとは思います。けれど心のひだの奥底には、極端な場合、憎しみや、恨みが、ひそんでいたり、心の痛みとして生きていることがあります。強弱はともかくとして、不当に扱われた心の苦しみは、簡単に水に流されるものではないでし...