作成者: Yugi Church

いと小さきものに

仕事や立場も違いますから、一様ではないにしても、一週間のうちに私たちはどれほど多くの人々と出会うことでしょう。そしてたぶん相手の人々は交わした会話、話の内容からわれわれを判断し、評価し、値踏みをします。それは外見・外面による判断ですから、到底正しいとは言い...

「共に生きる」ということ

今まで私たちの家でさまざまな生き物を飼いました。犬、猫、ニワトリ、カメ、ハムスター。ゴミ捨て場に捨てられていた生まれたばかりの子犬が届けられたり、他人様のご都合で我が家をねぐらとする動物達もいました。でも、そのたびに動物達は見事に家族の一員を果たしてくれま...

揺れ動く中で

先週、心揺れ動く思いを味わいました。15日(月)家族7人とともに近くのファミレスで昼食を共にし、食事が終わって支払をしたのです。ところがそれが長年付き合ってきた財布との最後のお別れでした。そこからに自宅まではほんの数百メートル。私の財布は忽然と消えてしまっ...

クラウス・バルビー

先日「敵こそわが友」と題する映画を見てきました。クラウス・バルビーという人の生涯を克明に追ったノンフィクション映画です。クラウス・バルビーは1913年生まれ、ヒトラー親衛隊中尉でリヨンの屠殺人と呼ばれ恐れられた人物です。ナチ支配下のフランスのリヨン市で数千...

信仰をつらぬく

私の手元に「神社参拝を拒否したキリスト者」と題する本があります。(渡辺信夫著 新教出版社刊) この本は、韓国で戦前、戦中、日本の軍と警察による神社参拝強要を拒否して言葉に言い尽くすことができない程の迫害を乗り越えられた韓国人女性・趙寿玉〔チョー・スオク〕さ...

人はどう変わるのか

先週の火曜日の夕方5時過ぎのことでした。最近わが家の家族の一員となった(元)迷い犬・コタローを連れて散歩をしていました。歩いていた歩道で、二人組の中年男性が一人の大学生風の青年のボディーチェックをしているのです。一見電気工事風のその人々は、よく見ると防刃ベ...

よりそうこと

一ヶ月ほど前のことでした。ご近所の女性が、通勤途中、堀之内駅近くで迷い犬を見つけたのです。犬好きのその方は、会社に遅刻することを覚悟で、犬の安全のため、いそいでその迷い犬を保護したのです。そして向かったところは我が家、つまり教会でした。「かならずナントかす...

心を新たにして自分を変えて・・・

人生に苦闘のない人はいません。人並みに努力を傾け、学び、働き続け、歩んできた道をふとふり返ります。人生の方向は変えようもありません。すでに一定の年齢をこえて、身についた経験や能力という自分の世界は、すでにゴールを見通せるところにまで達しています。到達しえた...

員数あわせの使徒だが・・・

ペンテコステの出来事は上からの神による一方的な教会の創設でした。けれど弟子たちは彼らなりに再出発への心備えをしなかったわけではありませんでした。まず一時はガリラヤにひきこもっていたところから、エルサレムに戻って、祈りを回復していました。さらに欠員となってし...

神の祝福にいきる

聖書を読んでいて、時折深々と同意させられる言葉があるものです。申命記33章29節の言葉です。「イスラエルよ、あなたはいかに幸いなことか。あなたのように主に救われた民があろうか。主はあなたを助ける盾剣が襲うときのあなたの力」イスラエルは神の民として選ばれるに...