作成者: Yugi Church

心痛む人とともに

わたしたち、とくに有名人などではない普通の人間にとって、人間関係は、さほど広いわけではありません。男性なら職場や取引先の仕事関係がメインであったり、女性ならご近所関係とか、趣味や通っているスポーツジムなどの関係の友達が多いかもしれません。わたしなどは教会関...

過去を忘れることなく

ときおり聖書には驚くほどの正直さで人間の真実な姿が明かされる部分があります。 主の僕、ヌンの子、ヨシュアは百十歳の生涯を閉じエフライムの山地・・に葬られた。その世代がみな絶えて先祖の下に集められると、その後に、主を知らず、主がイスラエルに行われた御業を知ら...

神がともにいてくださるから

人生においては、明日何が起こるかわかりません。今年も、もうまもなく3月です。幼稚園や保育園という初めて家庭から集団生活に入る幼子たち、進学や就職という新たな変化に直面する多くの若者がいます。親も本人たちもどうなっていくのか、期待と心配が交錯して、子供たちが...

キリストにささえられ

世の中には<自分が他人の期待に答えられる人間である>と確信して、自信にあふれて生きる人がいる一方で、<他人から何の期待もかけられていない。>と思い込んでいる人もいます。私が幼いころ、親は戦後の混乱の中で、私のことは忘れていたわけではなかっただろうが、仕事の...

神が生かしてくださるから

われわれの人生にはあまりにも多くの事件が、次から次へとおこっていきます。多くは忘却のかなたに忘れ去られていきます。しかし、その反対に、その瞬間の出来事が、まるでスロービデオで再現するように、この目に焼きついていることもないわけではありません。20年以上前の...

クリスマスの不思議なできごと

教会という場で生活しているとクリスマスのシーズンは様々な不思議な出来事が起こります。一昨年のクリスマスの事でした。 その日。クリスマス・イブ前日の23日、休日の朝、インターホンが鳴り、ドアの前に見知らぬ女性が立っていました。話しを聞くと「私は大腸がんで年末...

困難の中で

世の中で多くの人々が成功を夢見ますが、現実には成功どころか、日々は困難と苦悩にあふれている状況があります。神がおられるなら、なぜ求める成功を人に与えないのか。神は祝福を与えると言われる神ではないのか?とついつぶやきたくなります。けれど人は必要が満たされてい...

なぜ、ひとは生きるのか

人生には百人百様のいき方があります。今の日本において、生きることについて特に考えたり、問うたりしなくても、惰性のように日々を歩んでいけばそれなりに生きていくことは可能かもしれません。おりおりに、楽しみを加え、健康でさえあれば、小さな家族の幸せがあれば、それ...

年の初めに

正月も七日目を迎えます。<まだ屠蘇気分がぬけきれない>などといわれるこの7日間です。わたくしごとですが・・・元旦礼拝を終えると、わたしが毎年、まず済まさなければならないのが、1月4日あるいは5日頃までに所得税の年末調整のため、八王子税務署に出かけることです...

壁を越える

わたしは先週27日から29日の3日間、三鷹にある杏林大学病院に泊まりました。わたしが体調を崩したのではありません。孫のMちゃんの小さなあざの除去を娘夫婦が決めて、彼女の病室に付き添うことになったからです。彼女はまだ4歳です。一人で入院生活をすることは到底無...